7巡指名OTブランドン・キース(ノーザンイリノイ大)は巨体でランブロックの得意なRT。
7巡全体225位。身長6-5,体重343パウンド。40ヤード走4.98秒。
巨体のドライブブロッカー。腕が長く、手は野球ミット並みの大きさらしい。サイズの割りに優れたクイックネスを持っているそうです。問題は体重管理、柔軟性、そして性格だそう。
□
高校卒業時にはテキサスA&M、フロリダ、ネブラスカからも勧誘を受けたけど地元オクラホマ大に入学。でもシーズン開始前に退部してNortheastern Oklahoma A&M Collegeというジュニアカレッジに転校。入学1年目は出場できなかったみたいだけど2年目にはNJCAA All-Americanの2nd teamに選出される働き。
2005年にオクラホマ大に再入学するけど一度チームを去ってるのでコーチ陣は復帰を認めたくなかったみたい。細かい経緯は分からないけどキースは出場できないことに不満を持ち、そのあと出場停止処分を受けたので退部することに。それでDivision I-AAのゲートウェイ・カンファレンス所属のノーザンアイオワ大に転校。翌2006年に出場可能になり7試合出場、2試合はRTで先発するけど右膝を打撲して欠場。
最終学年の去年は13試合のうち11試合RTで先発して、ブロック安定度は81.8%、71回相手をノックダウン、TDに繋がるブロックを11回してAll-Gateway Conferenceの1st team、APのAll-American 3rd teamに選出された。
転校を繰り返してるように性格に難あり。前にも書いたけど3月中旬には暴力事件と公務執行妨害で逮捕されてます。ノーザンアイオワ大にいた2006年にリハビリをサボってトレーニングスタッフと問題になったことがあったけどこのときは祖母の死去が原因だったことがわかって処分などはなかったそうです。
2月のスカウティングコンバインでは225パウンドの重量を31回上げるなど素晴らしいパフォーマンスを見せ、3月のプロデイでも40ヤード走4.98秒、垂直跳び32インチ(81cm超)、幅跳び9'5"(約295cm)などいい動きをしたということでドラフトでの株が上昇したとのこと。
□
ランブロックに優れたOTみたい。大学でもRTだったみたいだし。確かにウィゼンハントやラス・グリムが好みそうなタイプですね。育てがいがありそうな選手。パスプロテクションはフットワークにちょっと問題があってあまり安定感はないそうです。PFWではOGとして評価されてるのでOGをやらされる可能性もあり。

0