ボルディンは移籍を希望してたけど、アリゾナとの新契約にサインしてもいいと態度が変わりました。
RBコーチが交代。
ボルディンは木曜に代理人を通してチームに対し「適正額」での契約見直しで合意すれば喜んで残留すると発言。去年のオフに契約見直し交渉を打ち切ったあとは2008シーズン終了後にトレードに出すか解雇するよう求めてたけど軟化しました。
そのボルディンが求める「適正額」というのは去年WRフィッツジェラルドが結んだ4年総額40ミリオンの付近と考えられてます。納得できる金額を出してくれるなら残留する事に異存はないという事ですね。
ただボルディンとは契約が残ってるのでチームの中での現状での優先順位はQBワーナーとフランチャイズ指名したILBダンスビーの方が上。ワーナーに対しては"strong offer"(グレーブスGM談)をしていて一気に合意する可能性もあるみたいです。
RBエジャリンは本人がチームに対して解雇するよう要請してるらしいですが、3番手RBアリントンもUFAになるのでRBの陣容が整うまでは保持するそうです。そのままあと1年アリゾナでプレーする可能性もあるかも。
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モーリス・カーソン(RBコーチ)がチーフスのアシスタント・ヘッドコーチとして引き抜かれました。アリゾナは契約が残ってるので引き留めることもできたけどウィゼンハントHCは退団を許可。これでアリゾナからチーフスに移ったのはヘイリー(前OC)、ペンダーガスト(前DC)、ウォード(前offensive quality control)、カーソンの4人。この様子だとアリゾナからFAになる選手も狙ってくるかもしれません。
カーソンにしたら過去に2チームでOCをした経験があるのに今回ヘイリー前OCの後任には自分を差し置いて同僚でOC未経験のラス・グリムとマイク・ミラーが就いたので忸怩たる思いだったろうし、アシスタント・ヘッドコーチの方がサラリーも良いんで無理に引き留めてもアリゾナにとって良い事はないでしょう。
代わりに昨シーズンまでチーフスのRBコーチをしていたカーティス・マドキンズがアリゾナのRBコーチになりました。NFLでコーチするのは去年が初めてでそれまではずっとカレッジでRBコーチをしてました。

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