第1週 ラムズ(アウェー)
第2週 ファルコンズ(アウェー)
第3週 レイダース(ホーム)
第4週 チャージャーズ(アウェー)
□第1週(9月12日)
セントルイス・ラムズ(アウェー@Edward Jones Dome) 東部時間午後4:15〜
開幕週にラムズと当たるのは2004年以来。2005年はNYGでそのあと去年まで4年連続でSFとでした。
ラムズとの通算対戦成績は30勝32敗2分け(.484)。地区再編成後はなかなか勝てなかったけど最近はラムズの低迷もあって7連勝中。
QBカート・ワーナーが引退して最初の試合がラムズのホームというのも不思議な縁。そして新先発QBマット・ライナートにとっては2007年は開幕からスターターだったのに5週でのアウェー対戦で試合中にサックされて鎖骨を骨折してIR入りしてポジションを失ったという因縁の地でもある。NFLもなかなか考えてこの対戦を組んだなと感心する。
ラムズはエースQBだったマーク・バルジャーを解雇してます。もしドラフト全体1位指名のQBサム・ブラッドフォードが先発すれば、「ハイズマン賞を受賞したのにその直後のドラフトにエントリーしなかったQB」同士の史上初の対決(たぶん)となります。
ラムズには7連勝中ということで順当に白星スタートといきたいところですが、ラムズのスパグニュオーロHCとしても就任2年目の開幕週に前年地区優勝を破って去年1勝だったチームに勢いをつけたいだろうからかなりみっちり研究してくるはずでそう簡単ではないはず。ラン守備の良いNTダン・ウィリアムズ(ドラフト1巡)らの活躍でプロボウルRBスティーブン・ジャクソンをしっかり止める必要がある。
期待はRBティム・ハイタワー。NFLでの2シーズンで100ヤード以上走ったのが2回で、いずれもエドワード・ジョーンズ・ドームでのラムズ戦(2008年11週に22回109ヤード1TD、2009年9週に14回110ヤード)。この抜群の相性の良さが今回も発揮できればかなり有利な戦いができます。
1999 −
2000 −
2001 −
2002 9 × 14-27 H
2002 15 × 28-30 A
2003 4 × 13-37 A
2003 12 × 27-30(OT) H
2004 1 × 10-17 A
2004 15 ○ 31-7 H
2005 2 × 12-17 H
2005 11 ○ 38-28 A
2006 3 × 14-16 H
2006 13 ○ 34-20 A
2007 5 ○ 34-31 A
2007 17 ○ 48-19 H
2008 9 ○ 34-13 A
2008 14 ○ 34-10 H
2009 11 ○ 21-13 A
2009 16 ○ 31-10 H
□第2週(9月19日)
アトランタ・ファルコンズ(アウェー@Georgia Dome) 東部時間午後1:00〜
開幕から2週続けてアウェー。
ファルコンズとはスーパーボウル進出の足がかりとなったプレイオフ1回戦での対戦以来。通算対戦成績は15勝10敗(.600)と勝ち越しているけど、ジョージアドーム(1992年開場)では1993年に勝ったあと4連敗中で通算1勝5敗とかなり分が悪い。
WRロディ・ホワイト、TEトニー・ゴンザレス、WRマイケル・ジェンキンズとレシーバーが強力で、RBにもすばしっこい選手が揃ってるからアリゾナのディフェンスがどれだけやれるかの試金石になりそう。第5週にセインツと対戦することを考えたらここである程度の好試合ができないと先の展望ができなくなります。
1997 17 ○ 29-26 H
1998 −
1999 16 × 14-37 A
2000 −
2001 3 × 14-34 H
2002 −
2003 −
2004 3 × 3-6 A
2005 −
2006 4 × 10-32 A
2007 16 ○ 30-27 H
2008 PO1 ○ 30-24 H
2009 −
□第3週(9月26日)
オークランド・レイダース(ホーム) 東部時間午後4:15〜
ホーム開幕戦。ウィゼンハントHCになってから初対戦。通算対戦成績は2勝5敗(.286)。2連敗中。
去年は5勝11敗と低迷してたのにパス守備だけ7位と強い。パスラッシュも良いしセカンダリーもレベル高い。なので危険を冒さずRBハイタワーとRBビーニー・ウェルズのランでじっくり攻めたい。
アリゾナのCBドミニク・ロジャース=クロマティとOAKのWRダリウス・ヘイワード=ベイという40ヤード走4.2秒台かつ長い名前の2人のスピード競争も見もの。
2001 13 ○ 34-31(OT) A
2002 12 × 20-41 H
2003 −
2004 −
2005 −
2006 7 × 9-22 A
2007 −
2008 −
2009 −
□第4週(10月3日)
サンディエゴ・チャージャーズ(アウェー@Qualcomm Stadium) 4:15〜
再びアウェー。ここも同じくウィゼンハントHCになってから初対戦。通算対戦成績は3勝8敗(.273)。2連敗中。
去年は13勝3敗で地区優勝してる強敵。QBフィリップ・リバース、TEアントニオ・ゲイツ、WRビンセント・ジャクソンというプロボウル・トリオのパス攻撃は強力で、RBもラディニアン・トムリンソンが退団したとはいえダレン・スプロールズという厄介なのがいます。かなり厳しい試合になりそう。
2001 12 ○ 20-17 A
2002 3 × 15-23 H
2003 −
2004 −
2005 −
2006 17 × 20-27 A
2007 −
2008 −
2009 −
□
最初の4試合のうち3試合がアウェーという日程。QBワーナーやWRボルディンやILBダンスビーらがいたら「2勝は必須。3勝1敗でいきたい」と強気に言えるところだけど、今年は「2勝できれば御の字」という気分。STLとOAKからは勝利を収めたい。
もしかしたら1週サム・ブラッドフォード、2週マット・ライアン、3週ジェイソン・キャンベル、4週フィリップ・リバースと開幕から4週続けてドラフト1巡指名QBとの対戦となるかもしれません。マット・ライナートにとっては意識せざるをえない相手ばかり。

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