・TSNの予想は今年のアリゾナは8勝8敗で地区2位
・トンガ国籍のOGルトゥイがアメリカ市民権取得
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TSNの2010プレビュー誌を買いました。NFC西地区の予想は
1 49ers 10勝6敗
2 カーディナルス 8勝8敗
3 ラムズ 4勝12敗
4 シーホークス 2勝14敗
アリゾナは主力がだいぶ抜けた(QBワーナー、WRボルディン、OLBオキーファ、OLBベリー、ILBダンスビー、CBマクファデン、FSロール、Kラッカーズなど)のでもっと評価が低いかもという覚悟もあったんですが、とりあえず五分という予想になってるからチームの総合力はそれなりに評価されてるみたいです。
去年も開幕前の時点ではSFが地区優勝最有力候補という見方も多かったから2位という予想はあまり気にならないし、地区優勝のチャンスも大いにありかなと。アリゾナの一番の注目選手はやはりRBビーニー・ウェルズ。
それよりもSEAの低評価がかなり予想外。ピート・キャロルという選手を乗せるのが(大学では)上手いHCが就任してチームが活気づきそうだしドラフトも1巡指名権を2つ持ってたりで指名結果にも評価が高くて、手強い存在だと警戒してたんですが専門家は今年はまだ再建の年どころか低迷すると見てるみたい。ウォルター・ジョーンズが引退して先発LTに新人が入るというのも不安視されてるんでしょうか。記事の中身をじっくり読んでみます。
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OGデュース・ルトゥイがアメリカ市民権を取得したそうです。トンガ生まれだけど生後数ヶ月のときに両親と5人の兄弟とともにアメリカに移住。人生のほとんどをアリゾナ州メサで過ごしてます。
一家でデュースが最初の市民権取得。手続きはまだ高校生だった2001年から始めてたけど同時多発テロの影響で遅れてたらしい。グリーンカード(アメリカ永住権)はすでに持っていたみたい。
これの記事読むまでルトゥイがトンガ国籍だったことをずーっと忘れてました。"Deuce"はニックネームで、本名は"Taitusi Lutui"。
ルトゥイで気になるのは長期契約を希望してRFAの1年契約テンダーに先月中旬までサインせずミニキャンプとOTAを欠席したことでコンディションがどうかということなんですが、現在体重が396パウンドあるらしいです(去年は340パウンドぐらいでプレーしてた)。アリゾナのOGはオフにFAでアラン・ファニカとレックス・ハドノットが加入してレジー・ウェルズも健在でさらに若手もいるので、ルトゥイは今月末のトレーニングキャンプ開始までにだいぶ絞らないと開幕前に解雇なんて事態も現実味を帯びてきます。
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WRエド・ギャントが開幕から4試合出場停止だそうです。NFLの薬物禁止規定に引っ掛かったらしい。詳細はよく分からないけどTEベン・パトリック(去年同じように開幕から4試合出場停止処分を受けた)のように市販の風邪薬や眠気覚ましの薬を服用したらドーピング検査で陰性になったパターンみたい。
去年のルーキーFAで、ミニキャンプやOTAでオンレア・ジョーンズや新人アンドレ・ロバート(ドラフト3巡)らと4番手WRを争ってるけど派手な落球をするなど安定感がなくてやや遅れを取ってるという話なので、開幕ロースターに残れそうにない選手だから出場停止はチームに影響無さそう。

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