RBハイタワーは115ヤードで自身3回目の100ヤード超え。QBアンダーソンは0TD・2INTでした。WRフィッツジェラルドは7キャッチ83ヤード。
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RBティム・ハイタワーの80ヤードTDランはランプレーではチーム史上3位タイの記録だそうです。
1位 83ヤード John David Crow(1958年)
2位 82ヤード Elmer Angsman(1949年)
□QB
アンダーソン 17/31(成功率54.8%) 161ヤード 0TD 2INT 2被サック Rat 42.5
ホール 1/2(成功率50.0%) 3ヤード 0TD 0INT Rat 16.7
明らかな捕球ミスが2つあったから本来ならパス成功率は60%いってた。プレッシャーを受け続けた割りにはそんなに悪くなかった。でも2つ目のINTはWRウィリアムズへのパスが高くて取りきれなかったボールが相手Sのところに飛んでいったように精密なコントロールはない。3rd downコンバージョンは0/8で一度もファーストダウン更新できず。今後も先発を続けていくだろうし僕もそれでいいと思うけど、この人のパス能力に頼ることの限界のようなものは感じた。
点差がついたので新人マックス・ホールが開幕2戦目にして早くも登場。でもすぐにINTされてしまいました。良いところに投げたと思うんだけど肩が強くないから相手CBがボールに反応できてしまったという印象。声を出してオフェンスを統率する雰囲気はBYUの先輩タイ・デトマーに似てるなあとつくづく思う。
余談だけど解説のブライアン・ビリック(元レイブンズHC)は3番手QBジョン・スケルトン(Skelton)のことを「シェルトン」と発音してた・・。
□RB
ハイタワー 11- 115ヤード(平均10.5y) 1TD 最長80y 2キャッチ- 9y
ウェルズ 負傷欠場
ライト 2- 3ヤード(平均1.5y)
スティーブンス=ハウリング 3キャッチ- 25y
先発ハイタワーは2Qに80yのTDラン。ブロックがすごく良かったのもあるけどスピードで相手を振り切りました。それを除いても10回35yだからなかなかの数字。115yは自己ベストで100y超えは通算3回目(STL戦以外では初だけど全てアウェーのドーム)。ライトのケガが良くなったからか先週7回49yだったLSHをランで使わなかったのはもったいない。LSHはパスキャッチで貢献したけど3rd downで落球したのは痛かった。今回はこの3人を同時に出してハイタワーをテイルバック、ライトとLSHをH-バックの逆三角形に配置してライトにボールを持たせるというちょっと面白いプレーコールもあった(TEスパックとFBマウイアの2人がH-バックというパターンもあった)。
FBマウイア 0
今週出戻りしたFBマウイアはナイスブロックでハイタワーのTDランを演出。相変わらずFBを使うことは少ないけど出たときはしっかり仕事してた。
□WR・TE
フィッツジェラルド 7- 83y 最長29y
ブレストン 3- 10y 反則1回- 罰退10y
デュセット 負傷欠場
S.ウィリアムズ 2- 26y 最長16y
コマー 0
ロバーツ 0
フィッツジェラルドへのパスは先週は3/15だったけど今週は7/12と向上。まだCBと競り合ってボールを捕るというシーンがないのはQBアンダーソンの精度の問題という感じ。ブレストンを今回は有効に使えなかったし、ランプレーでホールディングの反則も取られた。新人ウィリアムズは初キャッチを記録。まだキャッチが安定しないけど長身でスピードがあるからフィールドで存在感はある。コマーが4番手だったけどオフェンスでの起用は少なかったし、ロバーツはオフェンスで使われてないかも。
TEスパック 0 反則1回- 罰退5y
TEパトリック 1- 11y
TEドレイ 0
先発スパックで、2TEのときはパトリックも出るという使われ方。パトリックへのロングパスは惜しかった。去年からたまにあのプレーするけど惜しいばかりで成功した記憶がない。新人ドレイは終盤にオフェンスでも起用されてました。
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OLは被サック2回、ほかに被QBヒットが2回。「パスプロテクションにはある程度目をつぶってランブロック重視」というウィゼンハントHC&ラス・グリムOLコーチのコンセプトはある意味で体現できつつある。RTキースはハイタワーの80yTDランで良いブロックしてたけどパスプロテクションはまだ不安定だし、LTブラウンとLGファニカもキースとそんなに大差ない。とりあえず2試合続けてランが100ヤード以上進んでることは良い兆候。
LTブラウン 反則1回- 罰退5y
ドームでのアウェー戦だったのにフォルススタートが無かったのは優秀。
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Kフィーリー FG 1/0(54y失敗)
キックオフは2回ともエンドゾーンに到達したけど2回とも30y以上リターンされた。開幕から2試合ともLSHをガンナーで使ってない(CBアダムスやSウェアがやってる)ことも影響あるかもしれないけど、やっぱりハングタイム短いんじゃないのと思ってしまう。
Pグレアム パント5回平均44.0y inside 20y 1回 タッチバック1回 最長62y
ついに「連続でタッチバックしてない」記録が途切れました。去年の第3週以来ずっと無かったんですよね。でもそのキックは62y飛びました。ボールは3y地点ぐらいで弾んでからゴールライン割ったから惜しかった。
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KRスティーブンス=ハウリング 5回平均18.2y 最長26y
1Qに98ヤードのリターンTDしたけどDEイウェベマの反則(ホールディング)で取り消された。3Qにおっちょこちょいを1つやってしまった(余計なフェイクしたせいでタッチバックできなくなり慌ててリターンしたものの6yしか戻せず)けどどうせ負けてたからまあいい。
PR(スタッツ無し)
相手のパントが2回あったけどリターン機会なし。先週WRコマーがボールに手が付かなかったからか1Qにはキャッチングに定評のあるWRブレストンがPRに入ってた。4Qのときは確認できなかったけど実況によるとWRロバーツが入ってたみたい。負担を考えると毎回ブレストンをPRで使うわけにはいかないから状況に応じて使い分けていくことになるのかなと思う。
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不出場
G/C 70 R.Hadnot
インアクティブ
QB 19 J.Skelton, CB 20 A.Jefferson, SS 21 H.Abdullah, RB 26 C.Wells,
CB 33 B.McDonald, C 62 B.Claxton, WR 80 E.Doucet, DT 98 G.Watson
RBウェルズは今週も欠場でした。先週負傷退場したWRデュセットとSアブドゥラが欠場で、先週インアクティブだったWRロバーツ(ドラフト3巡の新人)とOLBオビオザー(開幕直前に加入)が出場。

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