試合終了間際に相手が32ヤードFGを外してくれて24-23で勝利が転がり込みました。今シーズン初出場のRBウェルズがラン14回75ヤードの活躍。
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最後は完全に諦めたんですが、こういうことってあるんですね。追い詰めながらも相手に1st down更新されてさらにDRCのパスインターフェアで大きく後退、時間消費されて終了間際にイージーな距離のFG。普通なら決まる。FGブロック出たらいいなという淡い期待はあったけど相手Kが外すとは思わなかった。喜びよりも腰を抜かしました。力なく笑いながらこれを書いてます。
とにかく勝ちは勝ち。こういう1勝がシーズン終盤に効いてきたりする。去年から引き続いて「連敗しない」ことも継続できました。なにはともあれ良かった。
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今日のポイント
・LSHが開始直後に102ヤードのキックオフリターンTDで先制
・ケガから復帰のRBウェルズが活躍
・QBアンダーソンはほとんどのパスが20〜50センチずれている。今日もパスは調子出ず
・パントリターン時の判断ミスで2回ボールを奪われた。これと前半終了近くのQBアンダーソンのINTがなければ楽に勝てたはず
・ディフェンスではILBレノンとFSローズがかなりいい働き
・先週まで地味だったDEドケットとOLBポーターも良いところ見せた
・前半は反則少なかったのに後半に連発
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LSHは先週も1Qに98ヤードのキックオフリターンTDしたのに関係ない場所でのホールディングの反則で取り消されたけど、今日は102ヤードのリターンTDを決めました(通算2回目)。タックルを2つ破ってそのあとはスピードで振り切りました。これがなかったらやばかった。
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RBウェルズのランがスイスイと進んだ。先発ハイタワーと同じブロックでやってるはずなのにウェルズのほうがよく進む。判断の早さとギアの入り方が違うんでしょうか。やっぱりウェルズがいると全然違う。
QBアンダーソンは相変わらずパスの精度が悪い。見ててだんだんフラストレーション溜まってくる。フルスピードで走ってるWRの肩のへんに投げてたら捕りにくいだろ、スクリーンパスぐらいきちんと通せよ、シャベルパス下手だな、と。通ったのは緩いパスとレシーバーが巧く捕ったのと、ボールが横ではなく下にずれてたとき(フィッツジェラルドへのTDパスは股間だった)。7割りぐらいの力でWRブレストンにミドルパス通したのがあったんで力加減も考えてみたらどうかと思う。TEパトリックと相性が良いことが分かったのは収穫。
OLではRGルトゥイがかなり良かったです。両OTはランブロックは良いけどパスプロテクションは変わらず不安定。
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ILBレノンはINTあったしいつものように常に確実なタックル。FSローズはそのレノンのINTをアシストしたし後方ではパスカバーで貢献、前に出ればラン守備やブリッツでスピードに乗ったタックルしたりパスブロックしたり。この2人はともに今シーズンの新加入だけどこんなにやると思ってませんでした。
試合終盤にSSウィルソンとFSローズが両サイドからブリッツ入ったプレーは笑いました。後ろにちゃんとウェアとR.ジョンソンの控えS2人もフィールドに入ってたとはいえかなりイケイケで目茶苦茶なプレーコールで気に入った。
ディフェンスはせっかくパントに追い込んだのにリターンチームのミスですぐボールを取られたのが2回あったりで負担が大きかったけどTD×2のほかはFGやパントに抑えてよく頑張ってたと思う。
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現地放送の提供読みのときに「必勝」ハチマキと日の丸の入った「一番」扇子を持った日本人らしき熱狂的カーディナルスファンの方が映ってました。現地在住なのか旅行観戦なのかは存じませんが同志がいると思うと嬉しいです。この試合はNHK-BSで放送があるけど企業名が映ってるからカットになりそう。
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これで2勝1敗。次週から強敵なので2連敗したとしても2-3でバイウィーク入りという状態にできたのは大きいです。

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