・ディフェンスはTDパス3つとTDラン1つで28失点
・サックが4つ。1QにDEドケットとDEキャンベルが相手の先発チームから奪った
・INTなし
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4サックを奪いました。しかも1Qに相手の先発チームから2つ取った意味は大きいと思う。パスラッシュが良くなってきている手応えを少しだけつかんだかも。
4Qに1点ビハインドから相手の3番手QBグレアム・ハレルに次々とパスを通されてTDされたけど、この選手はテキサス工科大で投げまくってた優秀なパサー。先週のOAK戦は3番手がトレント・エドワーズ(スタンフォード大出身、元BUFの先発)だったし、若手DB陣の良い練習台になってくれてるなあと思います。
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DEは先発のダーネル・ドケットとカレイス・キャンベルがともに1Qに先発QBロジャースからサックを奪ってます。LB中心のスキームとはいえDEのパスラッシュももちろん重要。ドケットはQBにプレッシャー与えてたし、ゾーンブリッツで後ろに下がったあと走ってきたRBをタックルなんて見た目には奇妙なプレーもありました。
DEの2nd teamは新加入のニック・イーソンとボニー・ホリデイ。ホリデイは若々しいタックルしてたしイーソンも良い動きだった。この2人とILBブラッドリーが2nd teamにいるんだから層の厚みを感じる。
NTは先発ダン・ウィリアムズが2Qに2番手QBフリンからサック。2番手の新人デビッド・カーターのプレーはあまりチェックしてなかったけど2人とも中央へのランはほとんど進まれてない。
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OLBは先発がジョーイ・ポーターとクラーク・ヘイガンズ。ポーターは本業のパスラッシュはまだだけどラン守備やパスカバーで頑張ってた。あのパスカットは見事だった。ヘイガンズは先週今週とほとんど目立ってない。もともと地味なタイプではあるけど。
2nd teamは結局はオブライエン・スコフィールドが右、新人サム・アチョが左のままでした。スコフィールドは3Qに2番手QBフリンからサック&FF(GBがリカバー)。それ以外にも良いパスラッシュあったしコンディションが挙がってきたのかも。アチョはボールへの反応の良さを感じた。
ILBは今回も先発はパリス・レノンとダリル・ワシントンのまま。ワシントンは相変わらず動きが良い。2nd teamの新加入スチュワート・ブラッドリーとレジー・ウォーカーは他のポジションが3rd teamになってもしばらく出続けてました。ブラッドリーは今回はあまりブリッツしてなかった。
そのあおりを受けて6巡指名の新人クワン・スターディバントは出場時間が短くなってました。ILBは通常はロースター枠が4つだしアピールの機会も少ないとなると厳しい。
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CBも先週と同じく左A.J.ジェファーソン、右グレッグ・トーラーが先発。でもジェファーソンは早めに下がって1巡新人パトリック・ピーターソンがかなり長めに出場してました。ジェファーソンはケガしたという情報はないのでピーターソンに経験を積ませたかっただけみたい(ジェファーソンもルーキーFA出身の2年目で出場経験がもっと必要なはずだけど)。ともに特にミスなし。
ピーターソンは先週よりは少しましになったけどまだオーラが出てきてない。TDパスも通されたし、まだまだ。
ニッケルはアダムスが今週も欠場だったので新加入CBリチャード・マーシャルがやってました。そんでブリッツしまくり。アダムスよりサイズがあるぶん迫力があった。いろいろ使い分けができそうで楽しみ。
4Qにサイドライン際へのショートパスを97ヤードのTDレセプションにされてしまったけど、カバーしてたのはデシア・ダンという今年のルーキーFAだったのでまあ仕方ない。
Sはウィルソン欠場のためSSは引き続きラシャード・ジョンソンが先発。ウィルソンのようにスクリメージ近くにいることはほとんどなくて通常のSのポジションにいました。守備範囲は広い。FSケリー・ローズは先発登録になってるから出てたはずだけど一度も姿を見なかった。早めに下がったのかも。
そんでハムザ・アブドゥラはかなりの出場時間をもらってた。使える目処を立てておきたいんでしょうね。先発DEキャンベルの弟のジャレッド・キャンベル(今年のルーキーFA)を初めて見たけど、兄は6-8、300の長身大型なのに弟は6-0、200しかなくて兄弟に全然見えない。
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KフィーリーはFGで39ヤードと53ヤードを成功、59ヤードは届かず。ウィゼンハントHCはシーズン中は50ヤード以上のFGは狙わせずにパントを指示することが多いけど前半終了間際とかで蹴る機会も出てくるだろうから53ヤードを決めたのは心強い。キックオフはハングタイムが足りなくてガンナーが追いつけないからある程度リターンされてしまうのは相変わらず。
Pはグレアムはいつも通り。ルーキーFAのエパーソンが初めて蹴ったけどなかなか飛距離ある。
パントリターンは今回はWRロバーツではなく新人CBピーターソンがずっとやってました。2回のフェアキャッチで確実なキャッチング能力があるところは見せたけどもっとチャレンジしてほしかった(フェアキャッチの練習というコーチからの指示だったのかもしれませんが)。KRはルール変更で35ヤード地点から蹴ることになって誰がやっても大差なさそう。後半WRスティーブン・ウィリアムズがキャッチミス。走力あるのにカバーユニットでも使えないしほんとスペシャルチームのセンスがない。
ガンナーは今回はSウェアとSアブドゥラがやってたみたいだけど全然追い付けてなかった。やっぱりLSHとアダムスじゃないと。
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今日歯医者に行って診てもらったら虫歯も歯周病もなくて、噛み合わせの悪さか"強いストレス"が原因だろうと言われました(苦笑)。新人RBウィリアムズのシーズン絶望も原因の一つなのかも。チームの戦力としてだけでなくキレのある走りに惹かれてたから本当に残念です。

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