・QBコッブからWRフィッツジェラルドへの80ヤードTDパス
・ダブルリバースからWRロバーツが34ヤードTDラン
・先発RBウェルズは10回63ヤードの働き
□
試合は31-34で敗退。QBコッブ→WRフィッツジェラルドへの80ヤードTDパス、新人CBピーターソンの34ヤードのINTリターンTD、ダブルリバースからのWRロバーツの34ヤードTDランという3つのビッグプレーで2Q序盤までに24点取ったけど、そのあと1TDしか追加できず終了間際に逆転TDを食らいました。まあ大味になるよりは接戦の方が良いでしょう。
□QB
コッブ 11/20(55%) 205ヤード 1TD 0INT Rat 107.3
スケルトン 負傷欠場
バーテル 8/10(80%) 76ヤード 1TD 0INT Rat 131.7
クロイル 出番なし
先発コッブは今日も良かった。早いタイミングでパス投げるし決断が速い。WRフィッツジェラルドへの80ヤードTDパスでアリゾナファンの心をがっちりつかんだんじゃないかと思う。ただシャベルパス失敗したし、右にロールアウトして右サイドライン際のWRに投げるという分かり易いパスを相手CBにカットされたりと視野の狭さは少しだけ気掛かり。でもポケット内で落ち着いてるし強肩で鋭くて正確なパスを投げるからレギュラーシーズンもこのまま活躍してくれるとかなり期待できそう。
コッブが3Q途中まで出場、そのあと2番手バーテルが最後まで出てました。ショートパスを丁寧に通してLSHには6ヤードのTDパス。現状での安定感ならスケルトンよりバーテルを第2QBにすべきだと思う。加入したばかりのクロイルは出番がありませんでした。
□RB
ウェルズ 10回 63ヤード(平均6.3ヤード) 最長24ヤード 1キャッチ 5ヤード
スティーブンス=ハウリング 6回 40ヤード(平均6.7ヤード) 最長17ヤード 1キャッチ 6ヤード 1TD
A.スミス 負傷欠場
パウエル 6回 26ヤード(平均4.3ヤード) 最長12ヤード
ウェルズは好調持続。早めに交代すると思ってたけど10回もキャリーしました。相変わらず重心が低くて良い走りしてるし体格の割には軽快。フィールドビジョンも良い。パスブロックもしっかり仕事してました。
スミスはこの試合で開幕ロースター入りの道をさらに広げると思ったけどハムストリングに不安があって出場しなかったみたい。こういうのはもったいない。LSHはサードダウンバック扱いではなく2番手RBとして使われてました。すばしっこさと小気味よさはいつも通りで見てて楽しい反面、どうしてもケガの心配をしてしまう。
4QはルーキーFAのパウエルが使われたけどハンドオフが上手くいかずボールを落として相手にリターンTDされました(記録はQBバーテルのファンブルロスト)。
FBは今回もマウイアだったけど、1Qから5巡新人シャーマンも何プレーか使われてて、かなり良いブロックしてました。先発を奪うのは近いと思う。
□WR
フィッツジェラルド 3回 108ヤード 1TD 最長80ヤード
ロバーツ 2回 17ヤード ラン1回 34ヤード 1TD
デュセット 2回 26ヤード
スタッキー 1回 7ヤード
S.ウィリアムズ 2回 29ヤード
コーマー 0
サンプソン 負傷欠場
I.ウィリアムズ 0
フィッツジェラルドは今日もすごかった。80ヤードのTDパスもほとんど真後ろから来たのにこの人が捕るとすごく簡単に見えてしまう。2番手争いは今日はロバーツよりデュセットのほうが良かった。デュセットは3rd downでの勝負強さがある。それでも2番手先発はロバーツのままだろうけど。ロバーツはダブルリバースでPRもやってる走力を見せてTDラン。ブレストンがいなくなってこの役割も引き継いだみたい。
4番手争いはS.ウィリアムズが2キャッチして抜けた感じ。7巡新人サンプソンは欠場だったけどここまでの5人は開幕ロースター確定でしょう。6番手だけどコーマーは負傷退場したみたい。I.ウィリアムズはS.ウィリアムズやサンプソンとタイプが近いからスタッキーとコーマーの争いになりそうだけどdpうなるか。
TEヒープ 2回 27ヤード
TEキング 0
TEハウズラー 負傷欠場
TEドレイ 1回 13ヤード
TEスパック 1回 9ヤード
ヒープは指の負傷の影響を感じさせず2キャッチ。キャッチしたあとスタンドが低い声で「ヒ〜〜〜」と唸る。あれはきっと「ヒープ」と言ってるんでしょう。アリゾナの新しいトレンドになりそう。キングはパスは行かなかったけどブロックでしっかり貢献してました。ヒープはパスプロテクションできずにサックを許してたりしてたんでブロック重視のときはキングが起用されそう。
ドレイは4番手で開幕ロースター入りが厳しい立場だけどしっかりブロックしてたしキャッチも良かったから解雇するのはもったいない。
□
OLは今週も変わらずLTブラウン、LGカレッジ、Cセンドライン、RGハドノット、RTキース。先発QBコッブよりも1シリーズ長くプレー。RGは先発チームの間はハドノットが最後まで出ててルトゥイへのスイッチはありませんでした。序盤はプロテクションがすごく良くてびっくりした。でも中盤以降はやっぱり乱れちゃってました。両OTがまだ不安定。LGカレッジは高いレベルで安定している。RGハドノットは機動力があるけどもう少しパワーが欲しいかなと。
2nd teamはLTバティステ、LGウォーマック、Cクラクストン、RGルトゥイ、RTブリッジス。ウォーマックが戻ってきてPS第1週と同じ。ルトゥイはこのレベルの相手にはほんとうに強い。ウォーマックはファンブルリターンTDの原因を作ってしまったけどそれ以外は良かったと思う。
□
KRは最初LSH、そのあとWRコーマー、最後はCBマーシャルでした。PRはずっと新人CBピーターソンがやってて4QだけCBグリーン。ピーターソンは23ヤードのナイスリターンをした。KRはCBジェファーソンを含めて誰がやってもほとんど差がない(ルール改正もあるし)、PRはWRロバーツとピーターソンどっちも期待できそう。
KフィーリーはFG機会は36ヤードの1回だけで確実に成功。キックオフはいつものようにハングタイム足りない。そういえば開始キックオフのときLSHがガンナーやってた。タックルはできなかったけど相手リターナーに近付くスピードはさすが。
Pは結局はグレアムが全部蹴って新加入ザツディルは使わず。ホルダー役もずっとグレアムがやってました。パント成績は4回平均41.3ヤード、inside20yが3回。ほとんどリターンされなかったからネット平均は39.3ヤード。堅実な数字。

2