ドラフト4巡の新人OLBサム・アチョが初サックを記録。それが明るい材料。
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ディフェンスはトータルで445ヤードいかれました。相手の3rd downコンバージョンは6/12で50%。QBロートリスバーガーは26/39(成功率66.7%)、361ヤード、3TD、0INTでパサーレイティング121.8。WRウォレスが95ヤードTDを含む3キャッチ118ヤード、ブラウンが7キャッチ102ヤードと2人のレシーバーに100ヤード超えされた。RBメンデンホールは13回32ヤード(平均2.5ヤード)に抑えたけど控えRBの2人には合わせて12回55ヤード(平均4.6ヤード)進まれてます。
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NTウィリアムズ 2タックル
NTカーター 0
ウィリアムズがラン守備で良かった。
DEドケット 1タックル
DEキャンベル 2タックル 1TFL
DEイーソン 0 反則1回罰退7ヤード(STでホールディング)
DEホリデイ 1タックル
DEタリー インアクティブ
ドケットもキャンベルもパスラッシュで頑張ってはいたけど届かなかった。キャンベルはQBに近付けたときに限ってクイックパスだった。ドケットはダブルチームされてたみたいで暴れることができず。イーソンをランシチュエーションで使うことが増えた気がする。
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OLBポーター 2タックル
OLBヘイガンズ 5タックル 1サック 2TFL 1PD
OLBスコフィールド 0
OLBアチョ 2タックル 1サック 1TFL
ヘイガンズは3Qにサックを決めた。相手QBが動こうとしたところを後ろからうまく足をすくい上げた。パスカットもあったしスタッツはいいんだけど消えてることも多いからなぜかあまり印象に残らない。ポーターはサック寸前があったけどスルッと逃げられた。そして4Qに新人アチョが初サック。左OLBの位置から飛び込んでQBの膝に絡みついた。今後に繋がるサックであってほしい。スコフィールドはけっこう出場時間もらってたけど不発。
ILBレノン 7タックル
ILBワシントン 7タックル 1TFL
ILBブラッドリー 1タックル 1TFL
ILBウォーカー 0 反則1回罰退10ヤード(STでホールディング)
ILBは2人ともすごく良かった。反応が良いしタックルは確実。さらにスピードもあるワシントンはどの解説者からも褒められてる。ブラッドリーもディフェンスでの出場時間をちゃんともらってるし鋭いタックルしてた。QBに迫る場面もあった。ブラッドリーがチームに慣れてきたのは嬉しい悩みになるかも。
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CBジェファーソン 5タックル 1PD
CBピーターソン 7タックル 反則3回罰退24ヤード(パスインターフェア、イリーガルユースオブハンズ、STでオフサイド)
CBマーシャル 7タックル 1PD 反則1回罰退5ヤード(ホールディング)
CBアダムス 1タックル 反則2回罰退20ヤード(ホールディング、イリーガルユースオブハンズ)
ピーターソンはご覧のような反則の多さ。シーズンも中盤だからそろそろ一段上のプレーをしてほしい。ただマッチアップしてた相手WRウォレスはピーターソンのことをオールプロになれる選手だと試合後に高い潜在能力を認めてた。ジェファーソンはまずまずで特にミスはなかったと思う。ニッケルのマーシャルがまた良くなかった。サイズがあるのでブリッツやラン守備は得意だけど後ろに走らされてのパスカバーはあまり得意でないみたい。
WRウォレスがものすごいスピードがある(40ヤード走4.33秒らしい)のでアリゾナもCBで一番速いピーターソン(40ヤード走4.34秒)をカバーにずっと付けてたんだけど、95ヤードTDのときを含めてほんの数プレーだけピーターソンが付かなかったみたい。あのプレーではウォレスは第1ターゲットじゃなかったのにQBロートリスバーガーはカバーしてるのがマーシャルなのを見てそこに投げたそうです。こういうことができるのが強いチーム・成熟したオフェンスなんだろうなぁ。
SSウィルソン 3タックル 2PD 反則1回罰退15ヤード(フェイスマスク)
FSローズ インアクティブ
FSジョンソン 3タックル
Sアブドゥラ 0
Sコンシダイン 0
ウィルソンはナイスなパスカットもあったけどあまり目立たなかった。ローズの負傷代役で先発したジョンソンはFSの役割はきっちりやってたけどそれ以上のプラスアルファはまったくなし。
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KR RBスティーブンス=ハウリング 5回平均21.4ヤード 最長31ヤード
PR CBピーターソン リターン機会なし
LSHはリターンして自陣20ヤード地点を越えたのは1回だけ。つまりタッチバックにしたほうが得策だった。明らかに相手のカバーユニットの出足が良かったし。でも試合中にLSHがリターンかタッチバックかの判断基準を変えるべきか聞いたらスペンサーSTコーチは変えなくていいと言ったそうです。賢明な判断とは思えないけど、今回の試合展開ならリスク覚悟でリターンTD等を狙うべきと考えたのかも。ピーターソンは前に試合と同じく今回もフェアキャッチ2回と見送り1回でリターン機会がなかった。

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