・パスはトータルで70ヤードのみ(チーム歴代ワースト2位)
・先発したQBスケルトンは2/7、6ヤード
・2Qから出てきた新人QBリンドリーは9/20、64ヤード
・RBスティーブンス=ハウリングは40yと52yのロングゲインもあって127ヤード1TD
・被サックは3つ
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http://www.nfl.com/liveupdate/gamecenter/55651/ATL_Gamebook.pdf
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・QBの交代についてですが、ウィゼンハントHCは新人リンドリーが最近練習で良いので実戦で使ってみたいと思うようになっていて、でもスケルトンも前回のGB戦で良かった(306ヤード1TD投げた)からスケルトンを先発のままにした。だけどスケルトンがエンドゾーン内でオープンになってるWRフィッツジェラルドにパスを通せなかったことでリンドリー投入の決断に至ったそうです。
・先発スケルトンは2/7(成功率28.5%)、6y、TDとINTなし、Rat 39.6
・2Qから出場した新人リンドリーは9/20(成功率45%)、64y、TDとINTなし、Rat 52.9
・ウィゼンハントHCはリンドリーについて「スタッツは特筆するものはない。だが試合のマネージングやノイズへの対処など多くの領域で良い仕事をしていた。何回か良いパスもあった」と妙に高評価。
・僕の印象ではプレシーズンゲームの時と投げ方が少し変わってるような気がした。前は強肩ならぬ「強手首」という感じだったのが昨日は普通に肩を使って投げてた。気のせいかもしれないけど。
・WRロバーツへの50ヤード級のパス(わずかに通らなかった)での強肩ぶりは痺れた。投げた地点からロバーツが捕球体制に入った地点までだいたい55ヤードあるけど、それでも目一杯投げたという感じではなかった。さすが「肩の強さだけなら1巡級」の評価。
・最後の4th downギャンブルでのパスはいつものWRフィッツジェラルドなら捕ってたと思う
・「サックを避けるのが下手」という評価もよくわかった。怖がってはいないけど対処がかなり下手
・パスが1試合で70ヤードというのはシーム史上ワースト2位。1948年のPHI戦(NFC Championship)で35ヤードというのがワースト記録だけど、このときは試合を延期したほうがいいというくらいの吹雪だったらしい。今回はドームでの試合。
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・RBスティーブンス=ハウリングは22回127ヤード(平均5.8ヤード)1TD。127yはキャリアハイ
・先制TDランした。SジョンソンのINTとリターンで9y地点。ここから2回走って6yと3yであっさりTD
・40yゲインは右サイド。TEキングの右を抜けた
・5yゲインはRTとRGの間をFBシャーマンがナイスブロックして走路を広げた
・2番手RBパウエルは4回10y。LSHとパウエルの2人同時出しというプレーも1回あった
・WRフィッツジェラルドは1回11y。良いパスが来なかった。最後のパスを捕りきれなかった(本人も「ああいうパスは過去に何度もキャッチしてる」と言ってる)し、ファンブルリターンTDのときパス失敗と決めつけてボールを押さえに行かなかったし集中力もなかった
・ロバーツ1回7y、フロイド2回18y、デュセット5回28y
・フロイドはミスをして途中から使われなくなってたそうです。ルートを間違えたならまだわかるけど、スナップ前のセットの位置が違っていたらしい。だから後半はデュセットの出番が増えてたわけね
・デュセットは前回落球があって4番手に降格になったけど今回は3rd downでもキャッチしたし安定感あった
・TEへのパスはゼロ。ターゲットにすら1度もなってない。なぜ使わない。
・TEヒープは今回もまた欠場
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・OLは被サック3回、被QBヒットが5回
・初先発の新人LTポッターはDEジョン・エイブラハムに2サック献上。1回目は2QにQBからFFされてリターンTD食らってしまった。2つ目は4Qに3rd downでやられた。
・でも僕が見た感じでは1対1で負けたのはこれを含めて3回だけ。4Qのサックなんてセットした位置がだいぶずれていてあれじゃ止められない。そういうところも含めてラス・グリムOLコーチが指導するはず。次のSTL戦でロバート・クインにどれだけやれるかで学習能力が測れる。
・もう1つのサックはOLBニコルズのブリッツをFBシャーマンが止められなかった
・RTマッシーは1回DEエイブラハムにサックを喫したけどオフサイドだった。なので被サックなし。上記のようにランブロックでは良い働きしてた。
・RGにスナイダーが復帰。代役オーンバーガーとは多少は違う
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・出番なし … (登録選手は全員出場)
・インアクティブ …QB 4 K.Kolb, WR 17 L.Byrd, LB 57 J.Westerman, G 64 S.Kelemete, T 67 P.McQuistan, TE 86 T.Heap, DE 93 C.Campbell
・healthy inactiveはWRバード、OLBウェスターマン、OGケレメーテ、OTマッキスタン。QBコッブは今回もアウェーへの遠征に同行してた。全員確認したわけじゃないけどケレメーテもいた(長髪でアフロでカーリーだからすぐわかる)。
・実況解説ネタは僕も面白がって書いてるだけなんですが、解説Daryl Johnstonのときは去年と今年で2試合目でともに10点以上のリードをひっくり返されて逆転負けなんですよね。解説Steve Taskerのときは去年からの3試合すべてオーバータイムになってるし、なんなのでしょうねこの巡り合わせは。次のSTL戦はいつもアリゾナが勝つ解説John Lynchか、去年STLとの試合で2回とも担当してCBピーターソンがパントリターンTDした実況Sam Rosenでお願いします。
・Johnstonはけっこうな早口。それはそうと、3Q途中でまだ同点なのに「優れたチームは立ち上がりが悪くてもすぐに対処と実行ができる」という内容のことを言って「この試合はATLのものだ」とATL勝利を予告しちゃうのはどうかと思う。実際その通りの結果になったからしょうがないけどさ。

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