・STL戦は17-31で負け。これで7連敗
・2つのINTリターンTD喫したことが大きく響いた
・オフェンスは前半17得点したのに、後半無得点
・新人QBリンドリーは4INT
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前半はいい感じだったんですよね。最初のドライブで15プレー91ヤード進んでRBウェルズのTDラン。2QにもRBウェルズのTDラン。INTリターンTDもあったけど前半終了間際にFGで勝ち越して17-14で折り返し。
でも後半はオフェンスがサッパリ。前半そこそこ進んでたランが止められ、パス成功率も低くなっていき、ディフェンスは3プレーで92ヤード進まれて逆転TDされて、さらにINTリターンTDで突き放された。コーチ陣のアジャスト能力が低い。
QBがどうというのじゃなくて、プレーコールが単調・単純すぎる。局面を打開できない。マイク・ミラーOCからプレーコール権を取り上げたところですぐ変わるというものでもないし、ウィゼンハントHCのクビもいよいよ危なくなってきた。
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初先発のQBリンドリーは前半は良かった。思ったよりパスが正確で的確にパスを通していた。でもINTリターンTD食らった2つのパスは正直すぎた。
全体的に見ると、浮かせたタッチのパスはほとんど通らなかった。CBの裏に投げたロングパスはことごとく通らず(前半は惜しい位置だったけど、後半はどんどん離れていった)。サイドライン際へのクイックスクリーンは相手に簡単に読まれていた。ショートパスはレシーバーの顔より高いパスは強肩だからかみんな手を弾かれていた。だから通ったパスはほとんどはショートレンジでレシーバーの胸の高さにきちんと投げたときだけ。なのに後半はそういうパスプレーをコールしていない。
今のプレーコールでは能力を出し切れないから同情する。前半の的確なパスを続けることができるなら十分に使えそうだけど、まだ早かった。4QにせめてTDパスを1つでも通してほしかったけど、それもできず。
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RBウェルズが復帰していきなり2TD。2つ目の12ヤードTDランなんて今シーズンのアリゾナに欠けていた走りだった。でも後半は進まなかったし、途中から3番手パウエルばかりが出ていた。
被サックは2つだけ。しかも1つはブリッツからQBリンドリーが逃げ切れずにスクリメージ前で捕まっただけ。クインとロングの強力DEコンビは0サック。TEキングらのサポートもあったとはいえポッターとマッシーの新人OTコンビはよくやった。
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31失点といってもオフェンスのINTリターンTDが2回あるからディフェンスは17失点。それでもTDされた2つのドライブは良くなかった。2Qに6プレー66ヤードでTEケンドリックスへの37ヤードTDパス、3Qには3プレー92ヤード。RBジャクソンに46ヤードゲインされ、WRギブンズへの37ヤードTDパス(付いてたのがなぜか5番手Sの新人ベセル)。この2ドライブはあっさりという感じだった。
CBピーターソンのエンドゾーン内でのINTは見事だった。これまでのピーターソンのINTで一番良い形だった。でも先週もだけどINTしただけでは勝てない。INTリターンTDがないと。
ところどころで良いプレーはあったんだけど、2つのINTリターンTDからモメンタムを取り返すようなビッグプレーはなかった。
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7連敗。2ヵ月勝てないと虚脱感ばかりです。オフェンスはほんと20点取れない。
第2週にNEに勝ったからこそそのあとPHI戦の完勝とMIA戦のしぶとい逆転勝ちがあったわけで、先週もしATLに勝っていたら今週も勝てていた気がする。解説John Lynchでも勝てなかったし、歯車がおかしくなっている。
ため息しか出ません。

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