・オフェンスはオープニングドライブの80ヤードTDでの7点だけ
・QBパーマーは18/35、187ヤード、2INT
・RBスミスがTDラン、RBエリントンが良い働き
・WRフィッツジェラルドは5キャッチ64ヤード
・4被サック
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http://www.azcardinals.com/news-and-events/article-2/Linebacker-Loss-With-Sam-Acho-Lorenzo-Alexander/8cc0d101-ffc2-473e-b1e5-e36a98abc62a
http://www.azcardinals.com/news-and-events/article-2/Rashad-Johnson-Fingertip-Loss-Got-9-more/9fc32981-1f41-406c-9a5c-b704948351b4
試合中にスターター3選手が大ケガをしてました。痛がってるところが画面に映ったのはアレクサンダーだけでしたが。
・先発OLBサム・アチョ → 足の腓骨骨折(ドラフト1巡OGジョナサン・クーパーと同じ)
・先発OLBロレンゾ・アレクサンダー → Lis Franc靱帯の断裂
・先発FSラシャード・ジョンソン → 左手中指を負傷(詳細を書く勇気がない。リンク先を読んでね)
OLBアチョとOLBアレクサンダーは今シーズン絶望。アチョはすでにIR入りしました。FSジョンソンは欠場しなくて良いかもしれないけどケガがどれだけ影響するか分からない。
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http://www.nfl.com/liveupdate/gamecenter/55876/NO_Gamebook.pdf
オープニングドライブは自陣20ヤード地点から11プレーで先制TD。2回の3rd qnd 1yをランで切り抜け、最後はRBスミスが3ヤードのTDラン。まさかこれがこの試合唯一の得点になるとは思わなかった。
そのあとは前半は6連続パント、後半はディフェンスの負傷者続出&息切れで攻撃回数が減り3Qは2回ともパント、4Qは2回ともINT。2QにKRアリーナスのナイスリターンで敵陣49ヤード地点からというのがあったのにスリーアンドアウトでパントしたし、3QにディフェンスがINTしたのにこれもパントに終わって、FG圏内にすら入れずモメンタムを掴めなかった。
3rd downコンバージョンは5/13で38%。オープニングドライブの2/2のあとは3/11で先週(1/11)からあまり改善できなかった。結局今のオフェンスは2nd downまでで9ヤード以上進んでないとドライブを継続できないということ。
RBエリントンをFBの位置に入れたり、TEハウズラーの復帰で2TEセットが増えたりとスナップ前のフォーメーションを確認するだけでも楽しめた。
□QB
パーマー 18/35(成功率51.4%) 187ヤード 0TD 2INT 4被サック Rat 43.4 反則1回5y(インエリジブル・ダウンフィールドパス=記録はCセンドラインだけどパスをOLに当てたQBが悪い)
OLが圧力受けてポケットが崩されがちだったので狙って投げることがなかなかできなかった。終盤少しでも点を返して楽しませてほしかったけど4Qの2回のポゼッションはともにINT。2Qにも相手が取り損ねてくれただけで実質INTというのがあって、これと1つ目のINTはともにTEハウズラーへのパスが合わなかったもの。1番手TEがドレイからハウズラーが復帰してもTEとの息の合わなさは変わらない。2つ目のINTはWRフロイドがダブルカバーされてるのにロングパス投げて捕られた。でもこれはフロイドはこういうのをキャッチしてしまうことがあるから狙いは悪くないと思う。
NOのQBブリーズとTEジミー・グレアムやWRコルストンとのコンビネーションの質の高さを見ると、練度というか数年かけて築き上げたものが違うと感じた。対してアリゾナは新加入QBに新HC。半年やそこらであの域に達するのは到底難しい。これから数年かけてあれぐらいの強力ホットラインを構築してほしい。TEハウズラーは能力的にはグレアム級になれるはず。
□RB
メンデンホール 9回29ヤード(平均3.2ヤード) 最長6ヤード 1キャッチ12ヤード
スミス 3回27ヤード(平均9.0ヤード) 最長21ヤード 1TD 1キャッチ7ヤード
S.テイラー 1キャッチ2ヤード
エリントン 3回19ヤード(平均6.3ヤード) 最長14ヤード 3キャッチ36ヤード
R.ウィリアムズ (インアクティブ)
メンデンホールはやはり出場できた。負傷を感じさせない走りをしてた。もっと持たせるべき。オープニングドライブで3rd and 1yで前が塞がってたのに潜り込んで1st down更新したプレーは巧かった。
6巡新人エリントンはオフェンスでの重要度がどんどん増している。2RB同時出しでFBの位置に入って、そこからパス受けたりブロックしたりリバースプレーで14ヤードのナイスゲインしたり。スクリーンパス受けて17ヤードゲインしたプレーではルート取りが良くてキックリターナーのセンスを感じた。パスブロックだけじゃなくランブロックもなかなか良い。面白い存在になってる。
スミスはメンデンホールを休ませるとき出場。オープニングドライブで21ヤードのロングゲインがあり、最後は3ヤードのTDラン(いずれもエリントンがFBの位置にいた)。1RBで出るときはパスブロック要員のことが多くて、INTされた2回とも相手のリターンを止めたのはスミス。
5巡新人テイラーは出番少しだけ。
□WR
フィッツジェラルド 5回64ヤード 最長26ヤード 反則1回5y(イリーガルシフト)
フロイド 4回49ヤード 最長20ヤード
ロバーツ 1回6ヤード
J.ブラウン 0
K.テイラー 0
フィッツジェラルドは今回はハムストリングを気にする様子はなかったけどパスがなかなか来なかった。
フロイドは最初の9ヤードがナイスキャッチ、4Qには3rd downでRAC合わせて20ヤードゲインの2プレーが良かった。ロングパスが2回行ったけどどちらも通らなかった。
ロバーツは今回地味だった。CBピーターソンのダブルリバースのとき最初にボールを渡されてすぐトスした。
4WRセットのとき先週はテイラーだったけど今回はブラウンだった。50ヤード級のロングパスは通らず。思ったよりスピードがある。
□TE
ハウズラー 1回13ヤード
ドレイ 0
スペリー 0
D.ジェファーソン (インアクティブ)
ハウズラーが3試合目でようやく負傷(足首捻挫)から復帰して出場できた。キャッチの安定感はさすがだけどQBと息が合ってなくてポテンシャルを活かせない。シーズン中盤から大化けすることを願っている。
1TEのときはほとんどハウズラー。2TEだとドレイも入るというパターン。ただし3rd down shortとかゴール前のブロックを強化したいときはドレイと3番手スペリーだった。あとレギュラーシーズンでは初めてTEドレイがFBの位置にセットした(1プレーのみだったけど)。
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CBピーターソンはオフェンスで5プレーくらい出場。ラン1回11ヤード、パスキャッチ1回マイナス2ヤード。ダブルリバースでは加速がすごくてサイドラインに押し出される前に5ヤードくらい余分にゲインしてた。背番号21であのサイズ(RBであの体型はいない)でオフェンスにいると存在感があるから、おとりに使われることも多い。
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OLは被サックが4回、被QBヒットが9回。
・サック1 … LTブラウンが3-4OLB Galetteに1対1で抜かれた
・サック2 … QBが投げるところがなかったカバレッジサック。倒したのはDEキャメロン・ジョーダン
・サック3 … RTウィンストンがDEキャメロン・ジョーダンに1対1で抜かれた
・サック4 … QBがスクランブルに出ようとしてスクリメージ前で倒された。サックは控えDEフォスター
LTブラウンはもう1回Galette(93番)にサック寸前というのもあった。相手がRBかよってぐらいの俊敏なサイドステップするから苦戦してた。そのあとはRBエリントンやTEがサポートに付いてた。
ランはまずまず進んでいた。OLの動きをしっかり注視してたわけじゃないけど今回はOGのプルをあまり使わず直進させてた印象。LGカレッジとRGファナイカがパワフルに前へ出ていてRBもそこを突くことが多かった。OTとOGを別方向にブロックさせて隙間を作るというのがグッドウィンOC(実質OLコーチ)のスキームっぽい。
ゴール前で控えOT/OGポッターをTE起用。2回連続。でもそこへは走らないのは毎度のこと。
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不出場
QB 5 D.Stanton
インアクティブ
QB 14 R.Lindley, RB 34 R.Williams, LB 51 K.Minter, T 70 B.Massie, G 78 E.Watford, TE 86 D.Jefferson, DT 92 D.Williams
先週との変更点は
・NTウィリアムズが家族の交通事故で欠場 → NTタアムが出場登録
・TEハウズラーが負傷明けで出場登録 → TEジェファーソンがインアクティブ
・ILBミンターが負傷欠場 → OLBオカフォーが出場登録

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