・ディフェンスは1TDの7失点のみ。相手がアリゾナ陣に入ったのはその1回だけ
・2リターンTDとセーフティで16得点
・SFのパス獲得ヤード(67y)よりINTリターンの合計(71y)のほうが多かった
・CBベセルとFSマシューがINTリターンTD
・FSマシューがもう1つINT、CBパワーズもINT
・DEラッカーとOLBウッドリーがサック、ILBミンターがセーフティになるTFL
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アリゾナ ○47-7 SF
http://www.nfl.com/liveupdate/gamecenter/56546/ARI_Gamebook.pdf
ディフェンスは1TDで7失点。そして2リターンTDとセーフティで16得点。
SFのQBキャパニックは9/19(47.3%)、67ヤード、0TD、4INT、レイティング16.7。走って7回46ヤード(平均6.6y)、1TD。パス獲得ヤードがなんと2桁(INTリターンの合計71ヤードより少ないから正味マイナス。
RBカルロス・ハイドは15回51ヤード(平均3.4ヤード)、1キャッチ10y。ランはQBと2番手RBも合わせて103ヤード進まれたけど、2サック含めて8TFL。
トータル156ヤード。SFがアリゾナ陣に入ったのはパントリターンでアリゾナ陣19y地点からの攻撃開始だったTDドライブの1回のみ。3rd downコンバージョンは4/12で33%でした。ディフェンスはこの試合反則なし。
□NT
ガンター(95) 4タックル 2TFL
X.ウィリアムズ(69) インアクティブ
セーフティになったプレーでは新人ガンターもペネトレイトしてた。存在感あった。
□DE
キャンベル(93) 2タックル
ラッカー(92) 3タックル 1サック 2TFL
レディング(90) 1タックル
スティンソン(91) 0
マウロ(97) 0
ラッカーは3Qにサック。3rd downでOLBゴールデンと2人で襲いかかった。その次のドライブでのセーフティは記録はILBミンターだけどラッカーが先にタックルしてスピードを緩めたのが大きかった。
レディングも前半ラン守備でいい働きした。
□OLB
オカフォー(57) 1タックル
ウッドリー(56) 2タックル 1サック 1TFL
M.ゴールデン(44) 1タックル
K.マーティン(96) 0
リディック(47) インアクティブ
オカフォーは3Qにタックル寸前だったのに仕留められずスクランブルで1st down更新されてしまった。
ウッドリーは4Qにサック。QBキャパニックが走るそぶりも見せてたけどサック記録が認められた。
ゴールデンは3QのDEラッカーのサックではco-sackでもいいくらいのラッシュ。4Qにはプレッシャーかけて投げ捨てさせてる。
□ILB
ウェザースプーン(55) 1タックル
ミンター(51) 8タックル 2TFL
ディメンズ(54) STで2タックル
フア(59) 1タックル
ミンターはチームトップの8タックル。3Qのセーフティはミンターの単独タックルという記録になってます。QBキャパニックのスクランブルには対応できなかったけどRBさえしっかり止めればそれでいい。
最後のドライブではルーキーFAのフアが出ていてタックルも記録。ディメンズはSTで貢献。
□CB
ピーターソン(21) 0
パワーズ(25) 1タックル 1INT 2PD
ベセル(28) 1INT(1リターンTD) 1PD STで2タックル、1FF
ベセルは今シーズン初めてディフェンスで起用されたプレーでINTリターンTD(21y)の大仕事。初INTどころかレギュラーシーズンでPD記録が付いたのも初めて。STでも相手KRからボールをかき出したり(ターンオーバーにはならず)、味方パントをゴールライン手前でボールを止めてWRゴールデンが抑えて相手の攻撃を1y地点からにしてセーフティに繋げた。
ピーターソンは40ヤード4.3秒台のWRトーリー・スミス(前BAL)を0キャッチに完封。ターゲットになったのも2回だけ。好成績ゆえのスタッツなし。
パワーズも3QにINT。WRスミスへのロングパスに飛びついた。4Qにもパスカットしてる。
□S
マシュー(32) 5タックル 1TFL 2INT(1リターンTD) 2PD
R.ジョンソン(26) 5タックル
ジェファーソン(22) 1タックル
ブキャノン(20) 5タックル
クレモンズ(29) 1タックル
マシューは1QにWRボルディンへのパスをINTして33yのリターンTD。2QにもTEバーノン・デービスへのパスをINTした。ラン守備でも再三いいタックル。
ブキャノンは登録はSだけどもっぱらILB。軽量とはいえタックル能力高いしLBとしては圧倒的なスピードもあるから鋭さを感じる。
R.ジョンソンはロングゲインやSTでのロングリターンのとき止めることが多い。危なっかしいチームに安定感をもたらしてる。
□K
カタンザロはFGが1/1。22yなので決めて当然。今シーズン通算2/2。
キックオフは7回蹴ってタッチバック3回。あとの4回もエンドゾーン中程までは飛んでた。相手KRホワイト(今回はエリントン従兄弟ではなかった)がリターン強行したけど4回平均23.8yで20y地点を越えたのは1回だけ(SF選手がリカバーしたけどCBベセルがFF)の25y地点。
□P
バトラーは4回平均36.0y(ネット平均21.8y)、inside20yが2回、最長40y。
1本目は13y地点でフェアキャッチさせる好パント、2本目は自陣23yからのパントだったのに33yしか飛ばせずしかも37yリターンで自陣19y地点まで戻されるお粗末パントでこの試合唯一の失点を演出、3本目は1y地点でCBベセルとWRゴールデンが押さえる絶妙パントでセーフティを演出、4本目は転がってタッチバックにこそなったけどゴールライン手前に落としてた(CBベセルが落下点にいたら絶妙パントだった)。
自陣深くからでも相手にフェアキャッチさせるパントを蹴ればいいのに欲張って飛ばそうとしてロングリターンされるって、学習してない。技術はあるのに。
□KR
RBデビッド・ジョンソンが入っていたけどいずれもタッチバックでリターン機会なし。ちなみにSFのキックオフは2回だけ。
セーフティ後のフリーキックではCBピーターソンが入って24yリターンして32y地点からの攻撃になった。
□PR
前半の3回はCBピーターソンが入って2回平均2.0y、後半の3回はWRゴールデンが入って1回10y。

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