・2年目C/OGエバン・ボームの記事
・去年は2番手Cでほとんど出番なし、第16週途中から先発RGに入った
・1〜3番手が引退・FA移籍・契約更新なしでごっそり退団
・新人OGドリアン・ジョンソンは1年目は先発争いに加わるのが難しい状況
・なのでこのままボームが開幕先発RGの座を手に入れそう
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2年目C/OGエバン・ボームの記事(5月22日付け)。去年のドラフト4巡で1年目は全試合に出場したけど終盤まで出番はSTのみだった。
For Now, Guard Right Place For Evan Boehm
http://www.azcardinals.com/news-and-events/article-2/For-Now-Guard-Right-Place-For-Evan-Boehm/f948a0c1-c6f2-469e-859a-8ceae036f8ab
今年アリゾナはドラフト4巡でOGドリアン・ジョンソンを指名。ボームはドリアンを実際に見て能力の高さを認めつつも先発RGの座は譲らない構え。
先発CのA.Q.シップリーがUFAになったときCに戻ることもよぎったが、シップリーが2年契約で残留したため当面はOGでいくことになった。
「自分のベストを尽くしてチームの役に立ちたいだけだ。オレをドラフト指名してくれた。RGでプレーしろと言われたらRGをやるし、Cでプレーしろと言われればCをやる。どこでやろうと自分の全てを出す」。
去年はRGは穴だった。FAでエバン・マシスと契約するがシーズン早々に負傷のためIR入り(4先発)。そのあとアール・ワトフォード(RGで7先発)、ジョン・ウェツェル(RGで3先発)、テイラー・ボッグス(RGで2先発)を経て第16週途中からボームがRGに入った。
ボームは高校1年と大学1年のときにLGをやったがいずれも2年からはCだったので、RGでの出場経験は無かった。
それと同じように今年ジャレッド・ベルディアがLTからRTに移動する。ボームにとっては左サイドから右サイドに回る同胞がいるのは心強い。
ベルディアはボームを「エバンは話しかけてくるところが良い。新しいことに挑戦しているとき黙り込んでしまうヤツもいるけど彼はコミュニケーションをちゃんと取る。これは良いことだ」。
OC兼OLコーチのハロルド・グッドウィンは新人をいきなり使うことはしないためドリアン・ジョンソンの先発奪取は考えにくい。実際去年のボームや一昨年のドラフト1巡OTのD.J.ハンフリーズは1年目ほとんど出番がなかった。
グッドウィンによると新人ドリアン・ジョンソンはピッツバーグ大時代のプレーブックがシンプルだったため初期の成長カーブは険しいものになるらしい。
去年RGでも出場したOTウェツェルが先発争いに割り込んでくるかもしれないし、新たにベテランOGと契約する可能性もあるが、ボームは「先発OLの5人に入ったら、もうその座は失いたくない」。
(RGで良い動きをしていたのでそのまま先発定着でも異存はないのだけど、特に競争相手もなくすんなりポジションを取れてしまうのも問題あるかも)。
(ドリアン・ジョンソンが本当に体の心配がなくて期待通りの選手なら、来年以降はボームを先発Cに回すという選択肢もありそう。ドリアンはそれぐらいの選手になってほしい)。

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