・トレーニングキャンプの注目点・後編
・CBジャスティン・ベセルは先発を勝ち取れるか
・DLはキャンベルが抜けた穴を埋められるか
・1巡ILBハーソン・レディックでブキャノン復帰までを凌げるか
・スペシャルチームは去年よりは良くなれるか
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Top Questions Heading Into 2017 Camp, Part II
http://www.azcardinals.com/news-and-events/article-2/Top-Questions-Heading-Into-2017-Camp-Part-II/d71a6703-18f1-4bc0-b333-86ee50506316
トレーニングキャンプの注目点・後編。
・ジャスティン・ベセルは第2CBになれるかそれとも他の誰かか
去年の今頃も同じような問いをした。去年ベセルは足の再骨折からの復帰が遅れ、開幕直前に加入したマーカス・クーパーが第2CBになった。今年ベセルの状態は良く、パトリック・ピーターソンの反対サイドのスターターができることを証明すべく手ぐすねを引いている。契約最終年でパフォーマンスが上がる要素がある。チームは2年目ブランドン・ウィリアムズにもまだ期待しているし、キャンプ中にベテランを連れてくるかもしれない。
・カレイス・キャンベルが抜けロバート・ヌケムディチェがいるDLはどうなる
キャンベルはFAで移籍した。ブレントソン・バックナーDLコーチは複数人で穴を埋めようとしている。先発はケガが回復したフロスティ・ラッカーと、過小評価されているコーリー・ピーターズとジョシュ・マウロ。加えてそこに去年のドラフト1巡ヌケムディチェのインパクトが必要だ。ドラフト指名時からキャンベルの後継者と目されてきた。本人はオフにハードにトレーニングしてきたと言っている。コーチ陣は満足しているがキャンプはまた別のハードルだ。
・新人ハーソン・レディックはどれだけのインパクトを出せるか
過去2年のドラフト1巡は1年目は実質的に練習生だった。今年の1巡レディックはまったく違う。ディオン・ブキャノンが足首の手術を受けキャンプ開始時はPUPリスト入りが濃厚で出遅れが確定しており、新人がカルロス・ダンスビーとともに先発ILBに入ることになった。ブキャノンはシーズン序盤に復帰する見込みだがレディックにも貢献してもらわなければならない。他の新人では2巡指名Sブッダ・ベイカーは大学の授業のためまだルーキーキャンプのあとチーム練習に参加できていない。
・スペシャルチームは再興できるか
スペシャルチームの問題は何度も記事になっている。重要な場面でのFG失敗、スナップミス、プロテクションのミスによる被パントブロック、パントの飛距離不足、リターンチームの不出来。チームはそれらを修復できたと信じている。Kはカタンザロに変えてベテランのフィル・ドーソンと契約、Pはマット・ワイルとリッチー・レオンに競わせ、新人T.J.ローガンがKRに入る(PRはまだ適任者が見つかっていない)。去年はスペシャルチームの中心選手のほとんどが負傷したが、復帰している。スペシャルチームに頼らないと勝てないようなチームではないが、去年よりは良くならないといけない。
(この手の記事で「パスラッシュが〜」という話が出ないなんて珍しい。去年はチャンドラー・ジョーンズとマーカス・ゴールデンの2人が2桁サックした。心配はいらないと)。
(結局のところ今年のディフェンスはCBベセルに懸かってる)。

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