・マンデーナイトのDAL戦は×17-28で負け
・WRジャロン・ブラウンへのTDパスで先制したがFG失敗で流れが変わった
・オフェンスはパスプロテクションが崩れた(特にRT)
・ディフェンスはQBプレスコットに上手くやられた
・これで1勝2敗
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DALとのマンデーナイトは×17-28で逆転負け。
負けは覚悟してたけど、1Qがかなり優勢だったぶん悔しい。でもチーム状態を考えれば納得の結果かな。
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オフェンスはこの試合最大の戦犯RTベルディアを筆頭にプロテクションが良くなくてQBパーマーは終始プレッシャーを受けて何度もサックされた。後半は3DLだけのラッシュでサックされる体たらく。
ランもあまり進まなかった。クイックスクリーンでのショートパスで相手を振り回すゲームプランは有効だったけど、プレテクションが崩壊して台無し。
QBパーマーは先週終盤の好調さを持続していて良い感じだっただけにもったいない。
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ディフェンスはQBプレスコットにプレッシャーをかけても仕留めきれず逃げられた挙げ句にパスを通され形勢をひっくり返されてしまった。SEAのQBラッセル・ウィルソンを相手にしたときと同じようなやられ方(プレスコットはウィルソンのようなズルさがないから腹は立たないんだけど)。
DALの強力OL相手にたびたびサック寸前までいってたしランもよく止めてたから全体では良くやってたんだけど、2回でいいから仕留めてサックできてたら試合展開はかなり変わったと思う。
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最初のドライブでWRジャロン・ブラウンへの見事な25ヤードTDパスで先制。次のドライブもゴール前まで攻め込んだけどRTベルディアの反則と被サックで攻撃権終了、そこでベテランKのドーソンが36ヤードFGをなんと失敗。
ドーソンは開幕から3試合続けてFGを外してる。すべて40ヤード前後の通常なら決めて当然の距離。ホルダーはSFでも組んでたPアンディ・リー。ということはLSブリュワーが良くないのか、それともやっぱりSTコーチがマイナスの影響を与えているのか。いずれにしてもこの失敗でモメンタムが変わったのは明らか。
後半になると相手OLの巧さが目立った。洗練されたブロックでRBの走路を開けてランを進め、アリゾナの軽量LB陣は対処しきれなかった。
2TDで逆転されたあとWRフィッツジェラルドへの2本のナイスパスでTDして同点に追い付くも、OLの完成度の差が歴然で点差を広げられた。
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勝敗をもっとも分けたのはOLの差。あとはQBの機動力の差(これは折り込み済みだから仕方ないこと)、それとスペシャルチームの差(K、P、リターナー全て相手が上で、しかもカバーユニットの出足がまるで違う)。ある程度接戦に持ち込めただけで満足しないと行けない。
負傷者(WRジョン・ブラウン、ILBブキャノン、LTハンフリーズら)の復帰で立て直したい。
RGはLGイウパティ復帰でアレックス・ブーンをRGに回せばいいけど、さてRTベルディアをどう処置すればいいのか。OLを改善できなければハロルド・グッドウィンOC/OLコーチが次期HC候補なんてとんだ笑い話だ。
負けて残念だけど敗因がはっきりしてるだけに落胆はそんなにしてない。

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