・オフェンスのスタッツはDALにかなり優勢
・でもフィールドポジションが悪く決定力に差
・ランが49ヤードしか進まなかった
・6被サック。DEローレンスに3サックされた
・WRフィッツジェラルドが13キャッチ149ヤード1TDと暴れた
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Good Start Can't Help Cardinals Against Cowboys
http://www.azcardinals.com/news-and-events/article-2/Good-Start-Cant-Help-Cardinals-Against-Cowboys/4e2f59c0-0bb2-479a-afe4-eeaed994d2eb
タイム・オブ・ポゼッションが36分以上、オフェンスのスナップ数もアリゾナ75に対してDALは45。1st down更新回数(22回と15回)、トータル獲得ヤード(332ヤードと273ヤード)も上回っていた。ターンオーバーも無し。
QBパーマーは前2週と変わって好調で、DALのRBエゼキール・エリオットは22回80ヤードとはいえ全般的には抑えていた。WRフィッツジェラルドはキャリアハイの13キャッチ、149ヤード1TDの大暴れ。
しかしDALに大きなプレーが2つあった。いずれも4Q。14-14の同点でQBダク・プレスコットがパスラッシュをかわしてWRブライス・バトラーへ37ヤードTDパス。そのあとWRバトラーへの53ヤードパスが4Q2つ目のTDに繋がった。CBピーターソンは「あの2つのプレーが痛かった。止めなくてはいけないパスを通させてしまった」。
QBパーマーは試合開始から11連続パス成功。しかし自陣深くからの攻撃でオフェンスを進めることができなかった。自陣10ヤード地点以内で攻撃開始した3回のドライブはすべてスリーアンドアウト。フィールドポジションが悪くDALはその直後の3ドライブすべてで得点した。
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Offensive Line Can’t Protect Carson Palmer
http://www.azcardinals.com/news-and-events/article-2/Offensive-Line-Can%E2%80%99t-Protect-Carson-Palmer/6fe87c38-94d6-4335-81e9-f483906c7c8e
6回の被サック。プレッシャーを受けたのはそれ以上。
エイリアンズHCは個別名を挙げて選手を批判することはなかったが、RGエバン・ボームとRTジャレッド・ベルディアが2週続けて良くなかった。DALのDEデマーカス・ローレンス(90番)が3サックと6回のQB hit。
パーマーは29/48、325ヤード、2TD(INTなし)。プレッシャーを受けて投げ捨ても何度もあった。本来の先発LTハンフリーズとLGイウパティが負傷欠場したことも影響した。
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Kドーソンは開幕週DET戦で32ヤード、第2週IND戦で終了間際に42ヤード、今週は36ヤードのFGを失敗。
2015年も2016年もFG失敗はシーズンで3回だけだった。「今年もそうなることを願おうじゃないか」。
エイリアンズHCはPアンディ・リーにも不満。6回平均45.2ヤード、ネット平均38.0ヤードだった。(飛距離は十分だけど相手にそこそこリターンされてる)。
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試合当日にTEリッキー・シールズ=ジョーンズがPSから53人枠に昇格。代わりに解雇されたのは・・・やっぱりLBフィリップ・ウィーラー(←同情する)。
それとPSにいるOTウルリック・ジョンがGBの53人枠に引き抜かれるようです。ジョンは去年アリゾナがMIAのPSから引き抜いた選手。
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Seeking protection, and Cowboys aftermath
http://blog.azcardinals.com/2017/09/25/seeking-protection-and-cowboys-aftermath/
・RBクリス・ジョンソンが先発。でもラン12回17ヤードに終わった。この日はRBアンドレ・エリントンのほうが5キャッチ59ヤード、ラン5回22ヤードと良かった。(でも記事では次週もCJが先発と書いてる。僕も同意見)。
・1Qから2Qにかけて15プレーのロングドライブをしたにもかかわらず得点無し。WRジャロン・ブラウンへのこの試合2つ目のTDパスはRTベルディアのホールディングの反則で取り消し。ただし反則がなければQBパーマーはパスを投げられなかったもの事実。そしてKフィル・ドーソンが40ヤード弱のFGを失敗したのが響いた。
・CBパトリック・ピーターソンは守っているエリアに1回しかパスを投げられなかった。その1回はずっとマッチアップしてたWRデズ・ブライアントではなく、RBエリオットの2ヤードキャッチだった。
・試合終盤11点ビハインドの場面でエイリアンズHCは4th downギャンブルに行った。FGで3点追加してからオンサイドキックに懸けるべきではなかったか。
・WRのJ.J.ネルソンはハムストリングを痛めているため数回ターゲットにはなりOB判定にはなったものの良いキャッチもあった。しかしディープパスは狙わなかった。ロングパスの脅威がないことがパス攻撃に響いた。

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