・2年のブランクがあるWRグレッグ・リトル(元CLE)と契約
・元ドラフト2巡で通算1,890ヤード・8TDの29歳
・新加入WRブライス・バトラー(前DAL)はUFAになる前からアリゾナに目を付けていた
□Veteran Receiver Greg Little Signs With Cardinals (チーム公式サイト6月15日火曜の記事)
2年間NFLから離れていたWRグレッグ・リトル(29歳)を数回のトライアウトを経て契約。
代わりに3月にウェーバーで獲得したWRコビ・ハミルトン(前HOU)を解雇。
リトルをまず5月のルーキーキャンプでテストして、6月のミニキャンプにも呼んでトライアウトして契約に至りました。2014年にCINで6試合で6キャッチして以来出場がなく、2016年開幕前にBUFを解雇されたあと約2年所属チームなしでした。脚の負傷に悩まされてたそうです。
6-2、220の大型。背番号は18(トライアウト時は5番だった)。
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WRリトルはノースカロライナ大出身で2011年CLEのドラフト2巡(全体59位)指名。
2011 CLE 16試合 61キャッチ 709ヤード 2TD
2012 CLE 16試合 53キャッチ 647ヤード 4TD
2013 CLE 16試合 41キャッチ 465ヤード 2TD
2014 CIN 6試合 6キャッチ 69ヤード
2015 CIN 0試合
2014年5月にCLEを解雇、ウェーバーでOAKに拾われるも開幕前に解雇。10月にCINと契約。
2015年は2月に解雇→6月にCINと再契約、10月に解雇。
2016年はBUFと契約するも開幕前に解雇。
2017年は所属なし。
ドラフト時の評価を読むと大型でアクロバティックなキャッチもできるほど捕球が上手く、軽妙かつ素早い動きでオープンになれる。キャッチ後はパワフルなランナー。ブロックも積極的にこなす。欠点は40ヤード4.53秒でディフェンスをストレッチできるほどのスピードはないこと(でもジャンプ力はかなりある)。
(一昨年不祥事で解雇したWRマイケル・フロイドとかなり似たタイプ。サイズがほぼ同じで年齢もリトルが1歳上なだけ)。
(面白い存在。当たれば儲けもの。2回テストして合格したんだから期待していいかも)。
□Brice Butler Gets Down To Business (チーム公式サイト6月18日月曜の記事)
4月に加入したWRブライス・バトラー(28歳、OAKに3年とDALに3年いて通算61試合で1,177ヤード・8TD)の記事。
WRバトラーは3月にUFAになったとき自分にフィットしそうなチームを調べ上げて、アリゾナが浮上した。
「Brown brothers(←WRジョン・ブラウンとWRジャロン・ブラウンのこと。2人が兄弟ではないことを知ってて勝手にこう呼んでるらしい)の退団が決まったとき代理人に電話して『アリゾナこそがオレ達が探し求めてるチームだ』と言ったんだ。シーズン中から自分に合うと感じてて、あの2人が契約最終年ということも知ってた。他に誰がいるのか知らないけど、2人が残留するか大物FAを獲得しなければオレにとってすごく良い場所だと思ってたんだ」。
アリゾナのスティーブ・カイムGMはFAで大物WRを獲得せず、4月になってWRバトラーと2年総額2.6Mで契約、ラリー・フィッツジェラルドに次ぐ2番手WRの候補者に入れた。去年はDALで4番手WRで15キャッチ317ヤード・3TD。
バトラーはOAKに在籍していた2014年のアリゾナ戦で55ヤードのパスをキャッチ、去年はDALの一員として第3週にアリゾナと対戦したとき37ヤードTDキャッチなど2キャッチ90ヤードの働き。
(絶対的エースのフィッツジェラルド、快速J.J.ネルソン、小気味良いドラフト2巡新人クリスチャン・カーク、長身でスピードもあるバトラー、潜在能力はある去年のドラフト3巡チャド・ウィリアムズ、ブランクがあるけど実績は2番目のグレッグ・リトル。去年のルーキーFAで6-6の長身のカールトン・アグドシもいるし、WRは顔ぶれが揃った)。
(バトラーには能力を発揮してもらって2番手として貢献して欲しい。でもファン心理としては新人カークにシーズン中に2番手になるくらいの存在になってほしい)。

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