・今年は補填ピックでドラフト6巡1個と7巡2個をもらえる見込み
・第9週にQBブラッドフォードを解雇した効果が反映された
・ついでなので去年のFAでの選手出入りを振り返ってみる
□In compensatory pick estimate, Cardinals pick up three choices (チーム公式サイト1月7日月曜の記事)
今年のドラフトの補填ピックはアリゾナは6巡1個、7巡2個の3つの指名権をもらえる見込みらしい。
6巡はDE/OLBカリーム・マーティン、7巡はQBドリュー・スタントンとWRジャロン・ブラウンのぶんだそうです。
QBサム・ブラッドフォードを第9週までに解雇してなかったら6巡はもらえなかったみたい。
去年はなんだかんだで結局3巡1個、4巡1個、7巡1個の3つでした。
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補填ピックの算定対象となる去年のFAでの出入りを振り返ってみる。
・加入
QBサム・ブラッドフォード(2年総額40M) ※第9週で解雇したので算定対象外
OTジャスティン・プー(5年総額45M)
QBマイク・グレノン(2年総額8M)
Sトレ・ボストン(1年1.5M)
WRブライス・バトラー(2年総額2.6M) ※開幕前に解雇したので算定対象外
・退団
FSタイラン・マシュー(HOUと1年7M) ※アリゾナ解雇なので算定対象外
OLBカリーム・マーティン(NYGと3年総額15M)
CBトラモン・ウィリアムズ(GBと2年総額10M)
WRジョン・ブラウン(BALと1年5M)
QBドリュー・スタントン(CLEと2年総額6.5M)
WRジャロン・ブラウン(SEAと2年総額5.5M)
DTザビアー・ウィリアムズ(KCと2年総額5M) ※RFA移籍なので算定対象外
QBブレイン・ギャバート(TENと2年総額4M)
CBジャスティン・ベセル(ATLと1年1.75M)
上の記事の記述と照合すると、OTプーとQBグレノンの加入ぶんがCBウィリアムズとWRジョン・ブラウンの退団ぶんと相殺されて、OLBマーティンとQBスタントンとWRジャロン・ブラウンの退団ぶんが補填ピックの対象になったということになる。
それにしてもこう見るとSボストンはインセンティブ含めても最大で1年3Mというのは破格の安さ。これがもし今年3月のFA解禁で他チームと大型契約をしたら来年の補填ピックの算定で有利になる。
去年はHCが替わったのに補強がショボかったなあと改めて感じる。今年はRT、LG、WR、TE、CBを補強したうえでLBブキャノンの残留を望みます。

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