・DE/OLBブルックス・リード(前ATL)が1年契約で加入
・8年で通算21.5サックしてるパスラッシャー。3-4のOLBも経験あり
・その前にLBタナー・バレーホ(前CLE)もウェーバーで加入
□Another Free Agent Arrives: Cardinals Sign Brooks Reed (チーム公式サイト2月9日土曜の記事)
OLBブルックス・リード(前ATL)が1年契約で加入。CBロバート・アルフォードと同じくATLをサラリーキャップ対策で解雇された選手。1年約2Mだそうです。
去年はATLでDEとして全16試合に出場して先発は8試合。24タックル、1サック。8年で通算21.5サック。アリゾナの3-4システムではOLBになる見込み。地元生まれでアリゾナ大出身。ATLとの5年総額22Mの4年終了時点でした。
2011年HOUのドラフト2巡指名。HOUでの4年で60試合(52先発)で14.5サック、10PD、1FF。ATLでの4年で60試合(34先発)で7サック、1PD、2FF。HOUでは最初3年がウェイド・フィリップスDCの3-4システム(このときのDBコーチがアリゾナ新DCのバンス・ジョセフだった)でOLBをしていて、2014年はロメオ・クレネルがDC。ATLではダン・クインHCの4-3システムでDEをしてた。
(記事だとベンソン・マヨワ、ザック・ムーア、キャメロン・マルボーの3人のDEはスティーブ・ウィルクス前HCの4-3スキーム用に加入した選手と書いてるから、残留ないのかな。特にマヨワは良い働きしてくれた)。
(マーカス・ゴールデンはUFAになるからどうなるかわからない。ボンタリアス・ドーラは一昨年からいるから3-4でもやってる)。
(いまのところ3-4のOLBでキャンプ参加確定はチャンドラー・ジョーンズとドーラに新加入リードでまだ3人目)。
□Cardinals Claim LB Tanner Vallejo Off Waivers (チーム公式サイト2月5日火曜の記事)
先週火曜にはLBタナー・バレーホ(前CLE)をウェーバーで獲得してます。
ボイジ州立大出身で2017年BUFのドラフト6巡。15試合に出場して4タックル。去年はCLEで13試合(1先発)に出場して27タックル、1FFのあとハムストリングの負傷でIR入り。サイズは6-1、230。スペシャルチームで定評のある選手とのこと。3-4ではILBのようです。
アリゾナ以外に5チームがウェーバーでの獲得に手を挙げたらしい。でも去年単独最低勝率でウェーバー順1位のアリゾナが手を挙げたらその時点でもう決まりというのが今オフのルール。シーズン終盤もこの利点を生かしてWR/PRファロー・クーパーとSのD.J.スウェアリンジャーを獲得してる。(LBバレーホはウェーバーだけどCBアルフォードとOLBリードはウェーバーではなくUFAという制度の違いがよく分からない)。
(STで定評のある若手LBということは、去年スペシャルチームで貢献したLBジーク・ターナーとLBデニス・ガーデックのルーキーFA加入コンビのライバルが現れたことになる。枠を考えると3人揃っての開幕53人枠入りは難しいわけで競争が激しくなりそう。)。

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