「WRフィッツジェラルドは2週連続100ヤード超」
アリゾナ
・BALのQBラマー・ジャクソンはパス272ヤード2TD、ラン120ヤード
・WRラリー・フィッツジェラルドが2試合続けて100ヤード超え
・スペシャルチームは反則や判断ミスがあった
・ディフェンスは後半は2FGの6失点のみ
□Lamar Jackson Beats Cardinals With Arm And Legs (チーム公式サイト9月15日日曜の記事)
・BALのQBジャマー・ジャクソンはアリゾナ戦でパス24/37、272ヤード、2TD、ランで120ヤード(平均7.5ヤード)。
キングスベリーHCは「見ての通りラマーは試合中ずっとポケットから素晴らしいパスを通した。そこが劇的に進歩した。ポケットにとどまって投げていた。それだけでなく足でも相手を打ちのめした。誰も対処しきれなくなりつつある」。
アリゾナはパスをチップしてインターセプトするチャンスが数回あった。一番惜しかったのは4Qに新人CBバイロン・マーフィーがボールをデフレクトして浮いたボールにFSブッダ・ベイカーが飛び込んだが間に合わなかった。
ジャクソンはリードオプションでも驚異的だった。去年BALでチームメイトだったOLBテレル・サッグスによるとボールを持っての走りがさらに危険になっていたという。「並外れたアスリートだ。彼の成長が楽しみだ」。
(去年ドラフト1巡15位からトレードアップして10位でジョシュ・ローゼンを獲らずにラマー・ジャクソンに行く選択肢もあったはず。ジャクソンは1巡32位だった。でも去年のアリゾナに来てたらこんなふうに成長できてないと断言できる)。
(マレイももうちょっとしたらこのくらいになってくれるはず)。
□Searching For The Winning Formula, And Ravens Aftermath (チーム公式サイト9月15日日曜の記事)
・大半のプレーでスナップクラップした。今後毎ダウンや毎試合やるかどうかは不明。
・敵陣5ヤード以内まで攻め込んでFGを狙うというのを1試合3回やったのは1974年以降のNFLで初ではないかとのこと。
・ディフェンスは最初のプレーでDL2人(コーリー・ピーターズとロドニー・ガンター)、LB4人、DB5人のフォーメーションだった。新人Sディオンテ・トンプソン(ドラフト5巡のほう)が5人目のDBで先発した。でもQBラマー・ジャクソンを止めることができなかった。
(プレシーズンゲームではサプリメントドラフトのSジェイレン・トンプソンのほうが序列が上だったけどいつの間にか逆転してた。だてにアラバマ大出身じゃない)。
・QBカイラー・マレイはランは3回4ヤード。サイズが小さいこともあってチームはマレイにあまり走らせたくない様子。
・WRラリー・フィッツジェラルドは54ヤードキャッチを含む5回104ヤード。2試合続けて100ヤード超え(2015年の第2週CHI戦と第3週SF戦以来)。
・開幕直前加入のOLBカシアス・マーシュはサックを記録したが、パントリターンでのブロックで反則を取られ、QBジャクソンへのホースカラータックルの反則も取られた。
・スペシャルチームは先週は良かったが今週は良くなかった。OLBマーシュのほかにDLクリントン・マクドナルドも相手LSにヒットする反則、WRダミエーレ・バードはKRで相手キックオフをサイドライン際でキャッチする判断ミス。カバーユニットは悪くなかった。
(マーシュのホースカラータックルはそのプレーでBALに先に反則があったのにアリゾナが罰退する羽目になったし、バードのはキックオフが直接アウトオブバウンズに出てたら40ヤード地点から攻撃できた。もったいない)。
・ディフェンスは先週同様に後半は良かった。BALは10ヤード以上ゲインしたのが前半11回あった。後半は2FGの6失点のみ。
(キングスベリーHCもバンス・ジョセフDCもアジャスト能力なかなか高い。前半もうちょっと得点できるようになればこういう試合も勝てる)。

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