・RBはジョンソンをほぼ使わずドレイクを集中起用
・相手の3rd-downを開始から3連続で止めたがそのあと6/10
・相手TEに2TDキャッチされた。今年相手TEに12TDされてる
・終盤にサック狙いで3人をブリッツに入れたが逆転TDされた
・新人SSトンプソンが初INT、ILBヒックスは3INT目
□The Story Doesn't End As It Could Have, And 49ers Aftermath (チーム公式サイト11月17日日曜の記事)
・RBはケニヤン・ドレイクが先発してRBとしてのボールキャリーをすべてやった。この日出場登録されたRBは2人だけ(チェイス・エドモンズは負傷欠場、ザック・ゼナーはインアクティブ)にもかかわらずデビッド・ジョンソンは後半は出番なし。ジョンソンはメディアが来る前にロッカールームを後にした。
・SFが勝利してCBリチャード・シャーマンは最終的に笑顔だったがアリゾナのWRクリスチャン・カーク相手に3度のパスインターフェアの反則を取られるなど終始カークのカバーに手こずっていた。
・WRカークのほうもオフェンシブ・パスインターフェアの反則を取られてTEチャールズ・クレイのTDキャッチを取り消してしまった。そのドライブはFGに終わったのでチームは4点損した。
・ディフェンスは3rd-downは序盤は良くて最初の3回を止めた。でもそのあとは6/10だった。
・1QにCBパトリック・ピーターソンが取られたパスインターフェアの反則は微妙なものだったが、3QにILBジョー・ウォーカーが相手FBに対して取られたものはひどい判定だった。ウォーカーは何も悪いことをしていない。この動画がtwitterで出回って判定に物議が出ている。
(サッカーならシミュレーションでイエローカードが出るレベルだと思う)。
・WRファロー・クーパーはこのオフェンスでレシーバーとして良い仕事をしている。キングスベリーHCのやりたいことにフィットしている。
・毎週のように相手TEにやられている。ジョージ・キトルが負傷欠場だったのにロス・ドウェリーが2TDキャッチ。今シーズン11試合で相手TEに12TD目された。
・WRラリー・フィッツジェラルドがこんなに楽々とTDキャッチしたことはない。1Qに5ヤードTD。SFは歴史的WRをワイドオープンにしていた。
(近距離でスピードのあるボールだったから弾いても不思議でないくらいなのに簡単そうに捕ってしまうのも凄い)。
□Kliff Kingsbury Leans On Kenyan Drake Against 49ers (チーム公式サイト11月17日日曜の記事)
・2週前のSF戦で大活躍(ラン110ヤード1TD、パスキャッチ52ヤード)したRBケニヤン・ドレイクが再戦でもラン16回67ヤード(平均4.2ヤード)、パスキャッチ6回13ヤードの働き。
キングスベリーHCはデビッド・ジョンソンをほとんど使わなかったRBの起用法について「K.D.(ドレイク)をリズムに乗せたかった。彼は(SFとの)1回目の対戦で非常に良かった。だから後半は彼を軸にいった」。
この日のアリゾナはQBカイラー・マレイの22ヤードTDランも含めてラン攻撃で25回135ヤード(平均5.4ヤード)。1回あたりラン獲得ヤードのシーズン通算でこのままならチーム記録を更新する。
(SFとの相性では断然ドレイク。でもジョンソンを使った方が進む相手もいる。序盤で試して後半は良いほうにボールを集めるというのがキングスベリーHCのやり方みたい。4Qの逆転TDドライブではドレイク徹底起用が当たったけど再逆転された後は良いほうに転ばなかった)。
□Vance Joseph "Trying To Win A Game" With Late All-Out Blitz Call (チーム公式サイト11月17日日曜の記事)
・バンス・ジョセフDCはSF戦で試合に勝利するために全面ブリッツを指示した。しかしSFのQBジミー・ガロッポロはプレッシャーを受ける前にRBジェフ・ウィルソンにショートパスを通して25ヤードTD。残り31秒で26-30と逆転された。
FSブッダ・ベイカー、ILBハーソン・レディック、ILBジョーダン・ヒックスがブリッツ。ジョセフDCはサックで相手の同点FGを難しくしたかった。
OLBチャンドラー・ジョーンズはパスラッシュせずカバーに下がったがスピードのあるRBウィルソンを止めることができなかった。「カバーを外されたと分かったからタックルしにいった。足が滑ったわけじゃない。相手が良いプレーをした」(OLBジョーンズ)」。
このときジョーンズは相手のプレーによってパスラッシュするかカバーに下がるか判断するアサインメントだった。RBがパスキャッチに走るのが見えてカバーに下がった。ジョセフDCは「上手くいかなかったのだから私の責任だ」。
・新人SSジェイレン・トンプソンがQBガロッポロからインターセプト。サプリメントドラフトで指名(来年のドラフト5巡指名権を使用)で加入した新人が初INT。
相手TEドウェリーが弾いたボールがトンプソンのところへ飛んできた。アリゾナが3点リードしていてSFがFGを決めれば同点になる場面だった。
(SSはD.J.スウェアリンジャーを解雇したあと先発起用されたのはディオンテ・トンプソンのほうだったけど最近はジェイレン・トンプソン先発で固まってきた)。
・新加入ILBジョーダン・ヒックスがSF戦でも活躍。12タックル、1サック、1インターセプト、2TFL。早くもシーズン100サックを超えた。
(近年のFA補強で一番の成功。11試合で110タックル、3INT。4年総額34Mに見合う働きしてる)。

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