「CBロバート・アルフォードは3年目の正直なるか」
アリゾナ
・CBロバート・アルフォードは2019年に3年22.5Mで加入
・でも2年続けてキャンプ中の負傷でシーズン全休
・一旦解雇のあとベテランミニマムで残留。引退も移籍も考えなかった
・去年も一昨年もミーティングに参加してチーム練習もずっと見学してた
□Robert Alford Hoping Third Time Charm As Cardinals' Cornerback (チーム公式サイト6月10日木曜の記事)
・CBロバート・アルフォードは2年連続でケガでシーズン全休。それでもパトリック・ピーターソンがFAで抜けたあと必要とされる影響力のある役割を担うことができると信じている。
二度の復帰は非常に困難だったが、引退を考えたことは一度もなかった。
「全く考えなかった。辞める準備はできていない。暗黒の時間は誰にでもある。自分のしていることが大好きならそれが動機づけになるし、そうして2年間をやり過ごした」。
2019年にFA加入したときはピーターソンと組むはずだった。トレーニングキャンプでは最も良かった選手の1人に上げられていたがステイトファーム・スタジアムでの屋外練習で空中のボールをWRダミエーレ・バードと競ったときに脚を骨折してシーズンを棒に振った。
2020年のトレーニングキャンプではデプスチャートの位置を取り戻す準備ができていたが最初の練習で胸筋を断裂して再びシーズンを棒に振った。
2021年のサラリーキャップへのヒット額は9Mの予定だったがチームはアルフォードを解雇することで7.5Mのキャップスペースを創出、アルフォードはベテランミニマムのサラリーで再契約した。
キングスベリーHCは「彼は我々に向かって『俺は残留したい。みんなにもチームにも借りがあるし、オレと契約したことが正しかったと証明したい』と言った。我々はそれに敬意を持っている」。
アルフォードは移籍への欲望はなかった。2度のシーズンエンドの負傷でも姿を消すことはなくチーム施設でトレーナー達とワークアウトして、チームミーティングにも参加して同僚のビデオ分析にも協力した。「オレはここに戻らないといけなかった。オレには証明すべきものがある」。プレーできない間もチームと繋がりを持ち続けることで実質的には追加のアシスタントコーチになっていた。
FSブッダ・ベイカーは「彼はおしゃべりだし試合が好きで、去年はシーズンエンドの負傷をしてもミーティングに参加して練習も見学に来て若手の手助けをしていたしベテランたちの視野も広げていた。今は彼はフィールドにいて興奮していて、偉大で新鮮なロバート・アルフォードになっている。彼のプレーを見るのがオレも楽しみだ」。
チームも彼を使いそうだ。バンス・ジョセフDCはバイロン・マーフィー(3年目のニッケルCB)をCBの1番手と呼んでいて、新加入ベテランのマルコルム・バトラー(前TEN)もいる。さらに経験不足の新人であるマルコ・ウィルソン(ドラフト4巡)とテイ・ゴーワン(ドラフト6巡)がいて、ベテランのダーケズ・デナード(前ATL、元CINのドラフト1巡)も加わった。アルフォードにはチャンスがある。
ジョセフDCは「彼は自分がヘルシーならディフェンスの重要な部分になれると分かっている」。キングスベリーHCは「我々スタッフ全員が彼を応援している」。
(思っていた以上に良い人。引退も移籍も考えず事実上の大幅ペイカットも受け入れてる)。
(CBの選手層を考えても今年はアルファードが本来の実力を発揮してくれたらディフェンス最大の不安要素がなくなるし、チームメイトからも好かれてるし活躍してほしい)。
(ミニキャンプでは練習してたようです。実際にどれくらいできるかは開幕してみないとわからない。でも期待してる)。

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