・2試合欠場中のRBコナーが練習復帰。試合当日決定
・WRアントワン・ウェスリーは最近2試合で3TDキャッチ
・IR入りしているDE J.J.ワットがチーム練習復帰へ
・RBエドモンズ、WRムーア、DEフィリップス、CBウィルソンが欠場
□Jonathan Ward's Special Play Highlights His Value (チーム公式サイト1月5日水曜の記事)
・あのプレーは"Catch of the Year"創設の検討を正当化する。
DAL戦でパントフォーメーションでスナップを受けたUp-manのSクリス・バンジョが右に走ったあとパスを投げた。RBジョナサン・ウォードが相手CBナーション・ライトからパスインターフェアの反則を受けながらもライトのヘルメットでボールを押さえて地面に着かせず23ヤードキャッチ。
ウォードは「高校のときから何回もやってる。テレビ放送がある試合でワンハンドキャッチをしたのが初めてだったというだけだ。でもああいうキャッチを両手を使って2回か3回やっている。テレビ放送であのキャッチができたのは神のおかげだ」。
・RBジェームズ・コナーと新人WRロンデール・ムーアが制限付きながら水曜に練習復帰。ともに今週のSEA戦に出場できるかは微妙。
・キングスベリーHCによるとIR入りしている先発CBロバート・アルフォード(胸筋)はあと2週は戻れないとのこと。
・新人Sジェームズ・ウィギンズをIR to Returnに指名。膝の負傷で第13週にIR入りした。
(先週IR to Returnに指名されたのは2人でILBタナー・バレーホは3日後の土曜に53人枠復帰してDAL戦に出場、ILBエゼキール・ターナーはそのまま)。
□Emergence Of Antoine Wesley Was A Matter Of Trust (チーム公式サイト1月5日水曜の記事)
・NFL入り3年目のWRアントワン・ウェスリーは最近2試合で3TDキャッチ。キングスベリーHCにとってはテキサス工科大HCだったとき最後の年のスター選手でオフにアリゾナのトライアウトを受けさせた。
現在プロボウルWRデアンドレ・ホプキンスの代役で使われている。キングスベリーHCは「彼が獲得可能になったとき『信用して使える選手が獲れるぞ』となった。彼を呼んでテストした。トレーニングキャンプですごく良かったから今もここにいる」。
QBカイラー・マレイにとってもドラフト前に何度か一緒に練習した間柄で、代理人が同じだ(キングスベリーHCも同じ代理人)。ウェスリーはドラフトで指名されず、過去2年はBALにいたがケガもあり53人枠に入れなかった。
ウェスリーのトライアウトをスティーブ・カイムGMがOKしたのは自分に対する親切心だとキングスベリーHCは冗談半分に言うが、トレーニングキャンプが始まると負傷離脱はあったが53人枠入りへ着実に成果を挙げた。
WRは層が厚くホプキンスは欠場しない選手なのでウェスリーの出番はほとんどないと思われた。ホプキンスがハムストリングを負傷すると第9週SF戦でWRクリスチャン・カークが投げたパスをキャッチして直後のTDに繋げた。そのあとホプキンスがシーズンエンドの膝の負傷。代役は実力を証明していたウェスリーだった。
QBマレイは「彼がどんなタイプの選手かは分かっている。彼はいるべき場所にいて機会があればメイクプレーする」。2週前のIND戦で相手ディフェンダーと競り合いながらキャッチしてNFLでの初TD。DAL戦ではジャンプして19ヤードのTDキャッチ。ホプキンスのようなプレーだった。
今年ここまで17キャッチ191ヤード。
(トレーニングキャンプで評判が良くて快調に53人枠入り。当初は結果が出なかったけど最近は貢献するようになった。コネでもらったチャンスかもしれないが自分でモノにした)。
□Cardinals Open Practive Window For J.J. Watt (チーム公式サイト1月7日金曜の記事)
・金曜にDE J.J.ワットをIR to Returnに指名。21日間はIRのままでチーム練習に参加できる。
しかし金曜の練習ではメディアに公開された部分ではワットは参加していなかった。
キングスベリーHCは「手続きだ。彼はトレーニングルームとウェイトルームでできることを全てやっている。彼をチーム練習に復帰させる。彼はリハビリ中だが毎日彼を見ることは畏敬の念を起こさせる。彼がフィールドに戻ってくるのは良いことだ」。
ワットは第7週での古巣HOUとの対戦で肩の関節唇などを断裂して離脱。当初はシーズンエンドかもしれないと見られたがアリゾナは今シーズン中の復帰へのドアを閉じていない。
キングスベリーHCはいつワットがIRからアクティブに復帰するかのヒントは出さなかったが今週のSEA戦には出場しないことは明言。
負傷するまでの7試合で1サック、5TFL、2PDと数字は地味だがDLでの存在感は明らかだったしアリゾナのディフェンスでプレーしやすそうにしていた。
(復帰が前提だけど、ハードワーカーでチームリーダーのワットを練習復帰させることで活気を出そうという意味合いもあるのかなと)。
□Cardinals Balancing Health, Need To Stay Sharp In Week 18 (チーム公式サイト1月7日金曜の記事)
・先発RBチェイス・エドモンズ、先発CBマルコ・ウィルソン、新人WRロンデール・ムーア、先発DEジョーダン・フィリップスがケガで今週のSEA戦を欠場することが決まった。
キングスベリーHCは今週スターターの何人かを休ませることは考えていないと発言。「我々は勝利のためにプレーして進歩し続ける。ポストシーズンに向けて改善する余地が大きいと感じている。そして勢いを付けたい」。
・RBジェームズ・コナーは2試合欠場中で今週は3日間とも練習に一部参加。出場可否は試合当日決定。
・アリゾナはNFC西地区優勝の可能性も残っているがそのためには今週勝つ必要がある。ホームでは4連敗中。ホームで最後に勝ったのは第7週HOU戦まで遡る。

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