・ラムズが負けたのでアリゾナは勝っていれば地区優勝だった
・SEAのRBペニーに190ヤード進まれた。後半だけで131ヤード
・オフェンスは5被サック。前半はトータル100ヤードいかず
・4Qに2回レッドゾーンに進んだがTDできずFGどまり
・シード5位。プレイオフ1回戦は@LARに決まった
□Just Short: Cardinals Can't Top Seahawks Or Grab NFC West (チーム公式サイト1月9日日曜の記事)
・試合開始から10秒で観衆が沸いた。OLBチャンドラー・ジョーンズが専売特許の1つのstrip sackでQBラッセル・ウィルソンからボールを奪い、DEザック・アレンがリターンTDした。
アリゾナはホームでこれを必要としていた。プレイオフに向けてこれが必要だった。NFC西地区優勝には勝利が必要だった。
アリゾナはプレイオフ進出はすでに決めていたが、レギュラーシーズン最終週にホームでSEAに30-38で負けたのは望んだ結果ではなかった。
RBジェームズ・コナーが試合終盤に肋骨を負傷したのは気懸かりだ。ディフェンスはSEAのRBラシャード・ペニーに190ヤード進まれた。
SFがオーバータイムでラムズに逆転勝ちした。アリゾナは勝っていればNFC西地区優勝だったが、負けたためラムズが地区優勝。アリゾナは次週プレイオフ1回戦、マンデーナイトでロサンゼルスに行かなければならない。
・これで今シーズンはホームで3勝5敗。アリゾナ移転後でホーム負け越しでプレイオフに進出したのは初めてだ。
キングスベリーHCは「我々はここ(ホーム)であまり良いプレーができなかった。今日は相手が狙い通りのプレーをしていた。コーチも選手も我々を上回っていた」。
アリゾナは前週DALに良い内容で勝ったが、この日はプレイオフで勝ち抜くために修正すべき箇所があることがはっきり出た。
・開始直後のOLBジョーンズのプレーはファンタスティックだった。しかしディフェンスは次のドライブでTDされて同点に追い付かれた。2人がパスカバーで振られてQBラッセル・ウィルソンにロングTDパスを通された。
オフェンスは5サックを喫するなど苦戦した。前半はトータルで100ヤードに届かなかった。3QにSSジェイレン・トンプソンのインターセプトのおかげで24-17と逆転した。リードを保ったまま攻撃権を奪い返したが1st-down更新できずパント、SEAにTDで同点にされると以降はリードを奪うことができなかった。
QBカイラー・マレイは「個人的にはフラストレーションがたまっている。チームのムード?。みんなここから新しいシーズンだと分かっている。過去はもう何も関係ない。ここからは1戦必勝でいかないといけない。みんなそれを理解している」。
マレイはパス28/39、240ヤード、1TD、INT無し。ターンオーバーバトルはアリゾナが2-1で勝った。しかしPマット・プレイターが3本のFGを蹴らなければならなかった。うち後半の2つはレッドゾーンまで到達していた。アリゾナはそれらをTDする必要があった。
TEザック・アーツは「みんなこの敗戦に腹を立てているし心を乱されている感じだ。すぐにでも練習を始めたそうにしている。2連勝でプレイオフに突入したかった。でもこれで良かったのかもしれない」。この日アーツはチームトップの7キャッチ。
・アリゾナは負傷者が戻ってくる必要がある。CBは序盤にケビン・ピーターソンが脳震盪で離脱したため6番手ブレオン・ボーダーズを起用しなければいけなかった。DE J.J.ワットが復帰する可能性もある。
ラン守備はDAL戦は良かったがこの日RBペニーは後半だけで131ヤード走った。62ヤードTDランがアリゾナの逆転の望みを絶った。DEザック・アレンは「プレイオフに向けての目覚ましだ。悲しんでいる場合ではなく週背のために動こうと思う」。
アリゾナは今シーズンはアウェーでは8勝1敗。ラムズにもアウェーで37-20で勝っている。しかしそれは第4週のことだ。それからさまざまなことがあった。ラムズはあの負けから立て直した。次週勝った方がプレイオフ2回戦で@GBとなりそうだ。
「迅速に乗り越えないといけない」(QBマレイ)。チーム全体がそうだ。ラムズ戦が待っている。

21