今シーズンの補強の最大かつ最強の目玉として4年30ミリオンで契約したRBエジャリン・ジェームズ。昨年リーグ最下位だったラッシングオフェンス立て直しの切り札です。当然ながら実績はすごい。
1978年8月1日生まれの27歳。マイアミ大出身。サイズは6-0、214。背番号はコルツ時代と同じ#32。1999年ドラフトのアーリーエントリーして1巡全体4番目でコルツが指名。アリゾナが1巡8位でWRデビッド・ボストンを指名した年です。
1999 IND 16試合 (16先発) 369キャリー 1,553y (平均4.2y) 13TD 62キャッチ 586y 4TD
2000 IND 16試合 (16先発) 387キャリー 1,709y (平均4.4y) 14TD 63キャッチ 594y 5TD
2001 IND 6試合 ( 6先発) 151キャリー 662y (平均4.4y) 3TD 24キャッチ 193y 0TD
2002 IND 14試合 (14先発) 277キャリー 989y (平均3.6y) 2TD 61キャッチ 354y 1TD
2003 IND 13試合 (13先発) 310キャリー 1,259y (平均4.1y) 11TD 51キャッチ 292y 0TD
2004 IND 16試合 (16先発) 334キャリー 1,548y (平均4.6y) 9TD 51キャッチ 483y 0TD
2005 IND 15試合 (15先発) 360キャリー 1,506y (平均4.2y) 13TD 44キャッチ 337y 1TD
通算 96試合 (96先発) 2,188キャリー 9,226y (平均4.2y) 64TD 356キャッチ 2,839y (平均8.0y) 11TD
33ファンブル・20ファンブルロスト
100y超49試合はNFL歴代8位。コルツのオールタイムリーディングラッシャー。プロボウルに4回出場。
1999:NFLリーディングラッシャー。新人でのリーディングラッシャーは史上13人目。プロボウル出場
2000:NFLリーディングラッシャー。デビューから2年連続リーディングラッシャーは史上5人目。エリック・ディカーソンが1988年に作った1,659yのチーム記録を更新。プロボウル出場
2001:チーフス戦でで膝を負傷してIR入り、手術を受けた
2002:2度の足首負傷、肋骨とハムストリングも痛めて2試合欠場。
2003 背部の負傷で4、5、6週欠場。第11週ジェッツ戦でライデル・ミッチェルの持つ5,487yのコルツチーム記録を抜く。
2004 3度目のプロボウル。APのAll-Pro 2nd-team。デビュー66試合目での33回目の100y超はエリック・ディカーソンに次いで史上2位。
2005 リーグ5位、AFC2位。4度目プロボウル。最終戦でアリゾナと対戦したけどプレーオフに向けての温存でインアクティブ。
マイアミ大では2年間スターター。ラッシング記録は大学歴代2位。
1996 Fr 7試合 (先発なし) 71キャリー 446y (平均6.3y) 2TD 6キャッチ 90y
1997 So 10試合( 6先発) 184キャリー 1,098y (平均6.0y) 13TD 15キャッチ 172y 2TD
1998 Jr 11試合(11先発) 242キャリー 1,416y (平均5.9y) 17TD 17キャッチ 255y 2TD
通算 28試合 (17先発) 497キャリー 2,960y (平均6.0y) 32TD 38キャッチ 517y 4TD
1996:レッドシャツになっていたけどRBの負傷者続出により出場登録
1997:1,000yラッシュは大学史上3人目。All-Big East 1st-team
1998:2年連続1,000yラッシュは大学史上初。オーティス・アンダーソンの大学記録1,266y(1978年)を更新、エディー・ダンの17TD(1938年)に並ぶ。All-Big East 1st-team、Doak Walker Awardファイナリスト
高校のときはRBだけでなくLBとKとしてキックオフやFGも蹴っていた。このとき着けていた#5は永久欠番。
とまあケチのつけどころのない素晴らしい成績です。しかも来月28歳という脂ののりきった年齢(エミット・スミスはアリゾナと契約したとき34歳)。期待するなというほうが無理な相談。コルツではケガなくシーズン通して出場すれば1,500y走ってきたんだから成績が落ちたらOLの責任にされるので気を引き締めてくるでしょう。
アリゾナとの契約は4年総額30ミリオン。サインボーナス700万ドルと追加のロースターボーナス450万ドルはすでに支払われています。
2006 325万ドル
2007 525万ドル
2008 500万ドル
2009 500万ドル

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