6月8日付け公式サイトの記事より。大学入学時は奨学金なし、NFL入り時はドラフト指名なし、そこから5年15ミリオンへのし上がりました。
ネタ元の記事↓
Anything Is Possible
http://www.azcardinals.com/news/detail.php?PRKey=1748
高校2年のとき身長が5-3しかなかった。父親は6-2ある。
背が低いことに不平を言ってたら兄に「牛乳を飲め」と言われた。
それから1日1ガロンもの牛乳を飲むようになった。そしたら夏の終わりまでに7インチ伸びて5-10になった。
でも高校残り2シーズンはbroken 肩のgrowth plateと足首の骨折で台なし。
状態が良いときはオフェンスとディフェンス両方でプレー。QBも1年間やってランとパス両方で1,000ヤード獲得。
でもケガの多さが敬遠されてDivision I-Aの大学からスカラシップ(奨学金付き)のオファーはなかった。
Division I-AAの数校からは勧誘されたけどオーバーン大へのwalk-on(奨学金なし)での入学を選んだ。理由は「子供のころからテレビでオーバーン大やノートルダム大やジョージア大の試合を見てたからそこでプレーするのが夢だった」。
オーバーン大入学時はWR。練習最初のプレーでスペクタクルなキャッチをしてCBにコンバートされ、入学1年目からディフェンスとSTで出場して2年生からスカラシップを受ける。
オーバーン大での4年間で47試合のうち18先発、CBとFSでプレーして106タックル、5インターセプト、18パスデフレクション、パントリターンで51回平均11.2ヤード、キックオフリターンで平均19.9ヤード
大学4年終了後NFLを目指すことになったがオーバーン大でもパートタイムのスターターでCBとFSを往復してたような選手にスカウティングコンバインへの招待はなし。
そこでドラフト前に高校の先輩で親交のあったパンサーズのDTブレントソン・バックナーのところへ行きNFLに入りたいと言った。
するとバックナーは「オーバーン大のプロデイを目指せ。オレのところに住むならトレーニング方法や何を食べればいいか教えてやる」といい妻子のいる自宅に2カ月住ませてくれた。
バックナーがいなかったら自分は今NFLにいないと思うとフードはコメントしてる。
しかしドラフトで名前が呼ばれることはなく、ルーキーFAとしてイーグルスと契約。
大学時代にポジションを往復したことがドラフト時にはマイナスに作用したけどプロではバーサタリティが逆にプラスになりその年イーグルスの開幕ロースターに入った6人のルーキーFAのうちの1人になった。
新人の年はキックカバレッジ・ユニットでチームトップの21タックルしてスペシャルチーマーとして活躍。
次の2シーズンはときどき先発もするようになった。
4年目の去年は5先発を含む10試合に出場。6試合はハムストリングとかかとの負傷で欠場。
イーグルスでの4シーズンで13先発を含む58試合出場、98タックル、5インターセプト、4ファンブルリカバー、スペシャルチームで40タックル、キックオフリターンで53回平均23.3ヤード。
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なかなかのサクセスストーリーですね。もちろん大型契約がゴールになったら困りますけど。
アリゾナのCBは左CBはアントレル・ロールでほぼ決まり、右CBをフードとエリック・グリーンが争うことになるしミニキャンプでも交互にポジションに入ってたようです。
身長5-3といったら160cmあるかないか。アメリカでも身長高くなりたかったら「牛乳飲め」と言うのは知りませんでした。

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