2007/10/6

サッド ヴァケイション(’07)  日本

スレッドマスター:- BLOG
アクセス数:1259
投稿日時 2007/10/6 11:51:09
更新日時 2007/10/6 13:37:05

公開中の「サッド ヴァケイション」(←関連サイトです)は8月後半に招待券が届いた試写会で見ました。

北九州舞台、自分を捨てた母と再会、復讐を胸に秘めた主人公、母と夫が営む訳ありの社員が集う運送会社での人間模様を描いた作品。出演は浅野忠信、母役石田えり、恋人役板谷由夏、中村嘉葎雄、宮崎あおい、オダギリジョー等。

青山作品は私は「レイクサイド マーダーケース」以来、今回以前の作品のエピソードも織り込まれ、「Helpless」は未見ですが、「EUREKA(ユリイカ)」のバスジャックに遭った子供役の宮崎あおいの成長後の姿、という流れも。

(★邦画で、ジャンル的にも、小林監督ご自身が立てて書いてられる「愛の予感/製作日記」スレッドと時期が重なって、この場で私なりに、何かと躊躇・葛藤もあったのですが、これまで新作を見てスレッドに書かなかったことはなく、(そうわざわざ注釈する大層な事でもないのかもしれないのですが)考えた末、立てることにしました。

以前監督コメント欄スレッドに投稿した、ロカルノ映画祭での受賞お祝いコメントも率直な所であり、このスレッドも何ら全く「愛の予感・・」のお邪魔の意図は、ありません。)

ご覧になった方の率直な感想、批評、コメントある方等自由にどうぞ!(投稿でもメールでも結構です)



1 石田えりの怪演

投稿者:- 投稿日時 2007/10/6 12:01:16
更新日時 2007/10/6 13:46:10

鑑賞後時間が経ち、見た時もやや疲労気味でしたが、とにかく主人公の母を演じる、前に見かけた「美しい夏・・」での戦時中の切なさのある刹那的女性役も記憶に残っていた石田えりの、過去も悪意も全てを包み込む、圧倒的な母性、がインパクト。

あと俳優陣では浅野忠信、宮崎あおいも相変わらず上手い、とは思いましたが、光石研&斉藤陽一郎コンビの、絶妙の間の漫才のような掛け合いが印象的。

冒頭のジョニー・サンダースの「サッド・ヴァケイション」がラフなムードに合っていて、折に入るやや風変わりな効果音(モンゴル発祥の口琴(ジョーズハープ)という楽器、とか)が独特。

お話的には、人間関係は思い込みだけで成り立っている部分も、というシニカルさ、バラバラな訳あり風の人間の寄せ集めの会社の微妙なバランス、その中で不意に浮かぶ奥底の自我、その暴走、等、微妙な後味。何が残る、というか、北九州のおっとりした自然、風景をバックに、ニヒル・シュールな人間関係の縮図を見た、という感でした。
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