2006/2/19

サイクリスト(’89)  イラン

モフセン・マフマルバフ監督作品。アフガン難民の男が、妻の入院費のため一週間自転車に乗り続ければ賞金がもらえる・・という賭けに乗る、という話。小さな円の軌道上でひたすら自転車をこぎ続ける彼をカメラが追い、広角レンズも用いて、見物人や周りの露店を写しだす、そういう作品。

何でも「全てのイラン人が見た」作品!だそうですが、広角レンズでの周囲の映像や自転車に乗り込み父を気遣う少年、混沌とした街の様子等、男性の心理も含め小さい世界に凝縮された趣ある作品なんでしょうが・・取り付かれたように自転車をこぎ続ける映像の連続が、見ていて辛いものがある作品でした。今まで鑑賞中、最も地味なイラン作品、かもしれません。

確かに近年、特に身内の不幸があって以降、”いたずらに人が死に、それを娯楽的に捉える”類のアクション系作品はメンタル的にどこか軋む気がして無意識に敬遠するようになってしまいましたが、その時々の心理にもよるのでしょうが、こういう風にとことんシンプルにある試練の状況の連続を描く(そういう点もイラン映画の味かとは思いますが)ものも、何だかな・・と。(http://www.asianfilms.co.jp/page/cyclist.htmサイレンス(’98)

クリックすると元のサイズで表示します
0




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ