2007/2/24

ククーシュカ ラップランドの妖精(’02)  ヨーロッパ

ロシアのアレクサンドル・ロゴシュキン監督作品。第2次対戦中のフィンランドの最北地ラップランドが舞台、先住民族のサーミ族の女性と、彼女が助けたロシア兵、フィンランド兵の三人の物語。

とにかく互いの言葉が全く通じないまま、寡黙なわけではなく、3人3様、相手の意向が不明のまましゃべりたい事をしゃべり、交わされる(と言っていいのかどうか)会話。日常の中、自分の語りかける言葉に無反応の相手との交流は考えにくいけれど、そもそも言語が通じないことで、自分が相手に伝えた気になり、それなりに共に過ごし、男同士、男女としても交わる時間は、かえって通じない方が円滑な部分も、というやや寂しげな皮肉も見受けられるユニークさが。

背景の、野生の手付かずの湖や森の抑えた色調の北欧の風景、質素な木造りの家。地味ながら、ラストの”3人”の姿のニュアンスも味わいある後味。(http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=3768

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