2006/5/28

藍色夏恋(’02)  アジア

台湾のイー・ツーイェン監督作品。高校生の3人の淡い初恋模様を描いており、邦画ではもう見られないような、韓国作品とも違うテイストのさっぱり甘酸っぱい味。DVD表紙に松本隆の推薦文も。

ヒロインのグイ・ルンメイは街で監督が見つけたそうで、昔の高岡早紀のような面立ちで中性的、清潔な魅力を感じる女優。

片想いの少年の名前をノートに何度も綴ったり(それがいつの間にやら”木村拓哉”の名になっていたシーンも)、彼の写真の隠し撮り拡大コピーで面を作り被った親友と一緒に踊る、微笑ましすぎるシーン、飲み干したペットボトルを拾い持っていたり、そういう思春期ならではの”儀式”。

同性の親友に思いを抱きつつ、好意を寄せられた少年と接近、男子との接触への自然な好奇心に揺れ動く少女の心。夜のプールや昼の浜辺のコンサート、夜の海岸での焚き火。自転車で前をいく少年の風に膨らむシャツ。ぶつかるままの感情の交錯。そういう一つ一つがモザイクのようにはめ込まれた珠玉作。

世知辛さから心洗われる、とまでいかずとも、まあ清々しいものは見えずとも確かに存在する、と訴えかけられる趣の作品かもしれません。(http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00012T23I/250-6984854-0407431?v=glance&n=561958

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