2008/4/18

草の上の昼食(’59)  ヨーロッパ

昨日フィルムセンターでのジャン・ルノワール名作選に母と。結構席は埋まっていた。ある生物学者が開いた野外の婚約祝いの昼食会で、突風が巻き起こり、それがきっかけで村の娘とロマンスが生まれ、という展開。

父ルノワールのアトリエがあった南仏ル・コレットが舞台、全編緑が鮮やか、やはり展示会で並べられていた「陽光の中の裸婦」から発想、と思っても納得のような水浴シーン、が改めて。素朴な爛漫さと豊満なボディの娘役カトリーヌ・ルーヴェル、学者役のポール・ムッスリームの堅物的コミカルさがいい味。

初めてスクリーンで見たルノワール作品、お話的にはシンプルなシンデレラストーリー、男の吹いた笛で突風が起こったりするのも牧歌的、思いがけず恋に落ちた2人の喜びや躍動感、折々の奥行きある映像の美しさ。階級差へのシニカルさとか、単純に”動くルノワール”の趣、というだけではないかもしれないけれど、2作品しか見ていないけれど好みの方のタイプかも。母は「ルノワール・・展」も見たのだったけれど、「突風でもテーブルのビンが倒れなかったのが不思議、話は漫画のようだけれど、絵の雰囲気があって、風景が綺麗だった」とかの感想、洋画は久方、「ハーフェズ・・」等よりは抵抗が少なかったようだった。

またセンターのサイトや展示会公式ガイドで、関連が言われている父と同時代のマネの「草上の昼食」、当時物議を醸した絵、どこかで見たとは思うけれどカードはなかった。初めてのカラー作品だという「河」、バーグマン出演の「恋多き女」等も出来れば、と思っていたけれど、都合合わないまま上映は終わってしまった。残りの日程で興味あるとしたら「女優ナナ」等。(http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD13231/http://www.momat.go.jp/FC/NFC_Calendarルノワール+ルノワール 2人の天才が愛した女性ルノワール+ルノワール展フレンチ・カンカン('54)

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