2008/6/22

オリヲン座からの招待状(’97)  本・映画

「オリヲン座・・」の原作の浅田次郎の短編読み終え。浅田氏の原作作品は幾つか見たものの、小説自体は初めて。元々「鉄道員(ぽっぽや)」に収録らしいけれど、「現代の小説1998」で。

作品では余分な気がした、子供時代劇場に馴染んだ夫婦の現代の亀裂が、別居状態への経緯、わだかまり等、作品の半分位を占めて詳細に描かれて、むしろこちらの夫婦が主人公、という感じでやや意外。

劇場のことは、閉館の謝恩興行の様子、その過去は、会話の中の回想だけ、作品ではそのノスタルジーな部分を、結構膨らませて創ったのだな、と。やはり宮沢りえ、加瀬亮演じた劇場の二人に対する、大人の間のゴシップ、嫌悪、に対して、何故か子供達が集まるのはオリヲン座だった、という郷愁の部分は書いてあった。

こちらの方が京都弁のローカルでひなびた味、登場人物は3人だったけれど、劇場主人は原田良雄よりはもう少し柔和でくだけた印象。一番イメージと違和感なかったのは樋口可南子。興行で上映したのは、作品では「無法松の一生」だった覚えだけれど、「幕末太陽博」になっていた。初の浅田作品、短編だし何とも、だけれど、文体は特にクセなく読み易い後味だった。(http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/30648943/pg_from/rcmdオリヲン座からの招待状('07)

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