2006/7/7

チャレンジ・キッズ(’04)  アメリカ

ジェフリー・ブリッツ監督の、全米スペル暗記大会に挑む8人の子供と家族のドキュメンタリー。先日見たリチャード・ギアの「綴り字のシーズン」もこの大会が題材で、見てみようと思っていた作品。アカデミーにもノミネートされドキュメンタリーとしては全米で異例の大ヒット。

やはり改めて、ずば抜けた記憶力のみならず、語源、発音、語の定義等からもスペルを推測していくある種の特殊技能が必要とされ、知っている単語が自分に出題されるかどうか、という”運”も左右する大会。

「綴り字・・」のような、没頭しすぎた親の姿や子供の複雑な内面等は見受けられませんでしたが、様々な背景、キャラクターの子供達、彼らを見守る家族の期待。自分の子供がこの大会、特にこの’99年では900万人→249人に絞り込まれた全国大会に参加することの誇り、喜び。最終日にはTV中継、優勝者は番組出演、とやはり結構ステイタスある催しであることが伺えます。

一度失敗するとその場でステージから退場、という栄光と挫折の縮図でもあるような、ある意味シビアな構成。自分が思春期参加したのは県の珠算大会位ですが、日本でも英語スピーチコンテスト等様々な類の大会はあっても、こういう明暗くっきり、脱落者を出しながら最後に勝者を決めていく方式は聞いた覚えなく、そこら辺は善し悪しともかくアメリカらしさでしょうか。

どの子もある意味目的に打ち込むピュアさ、(素材として選ばれただけあってか)凝り性的な部分はあっても閉じこもらない伸びやかさ、そしてタフさもあり、ある程度の素質があったとしても親の意向だけで向かうだけでは壁があり、やはり一定レベル以上になるとしっかりした自主性が求められる、という面も。

実質日常生活で使わないマニアックな単語力が求められ(それは日本の大学受験等でも同様の場合もあるかもしれませんが)、ある意味競争ではあり明暗くっきりした形で出るものの、内容は相手を蹴落として、という類ではなく自分への挑戦、1つ1つ地道に単語を記憶に積み重ねた好きな世界の追求の披露、という点は好ましいです。(http://www.pan-dora.co.jp/challenge/綴り字のシーズン(’05)

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