2008/8/26
俺たちフィギュアスケーター(’07) アメリカ
昨年公開のウィル・スペック、ジョシュ・ゴードン監督作品。ライバル同士のフィギュアスケート選手が、男同士でペアを組んでの奮闘ぶりを描くコメディ。公開時余り気にならなかったけれど、少し前に見た「スキージャンプ・ペア」の類似で目に付き、先日続いて見た作品。
こちらは「スキー・・」とは違い、物理的には可能だけれど、一応男役ワイルドなウィル・フェレル+女役優雅な演技のジョン・へダーの、やや奇妙でダイナミックな異質ペア。ジョンは「バス男」での飄々とした印象が残っていて、ウィルは「奥さまは魔女」でニコールの相手役だったのだった。今回少しジャック・ブラックのような破天荒ぶり。
犬猿の仲だった2人の対照的キャラクターが、乱闘で追放され、競技に出るため歩み寄りながらのラフな友情、練習、それにウィル・アーネットとエイミー・ポーラー夫婦が演じる悪役兄妹ペアの陰謀、その妹役ジェンナ・フィッシャーとジョンの波乱気味の恋、等も絡んで、漫画的展開ではあるけれど、最後までテンポ的にはそうだれず見られた。
フィギュアは以前割と観戦が好きな方、最近余り詳しく見ていないけれど、やや前の時代、という感もしつつ実在の選手名もちらほら科白の中に出て、一時話題だったトーニャ・ハーディング関係者によるナンシー・ケリガン襲撃事件、等も持ち出され、ウィルに口説かれるシーンに少し登場のケリガンが、似ている、と思ったら、本人が出演していたのだった。
その他、ウィルの女性武勇伝の思い出で刺青の印と共に得意げに、オクサナ・バイウル、ミッシェル・クワン等の名を出していたのも、妙に可笑しかった。オクサナは多分オリンピックで、いつも練習で失敗するジャンプが本番だけ成功、と解説者が言っていて、全身で喜んでいた姿が印象的、それはちょっと検索したらリメハンメルのようで、ケリガン襲撃事件等もその頃だったのだった。
特典映像で、2人はジョンがローラースケート経験があった程度、特訓したようで、出演者達がワイヤーに吊るされながら、の撮影風景もあったけれど、やはりハイライトはラストの演技、悪役兄妹ペアのJ.F.ケネディとマリリン・モンロー役の曰くありげな演技もあったけれど、ウィルの忍者のような氷上への登場、男同士ならではのスケート靴が火花を散らしながらの荒技、策略でのケガにもめげず、フィギュア版ワイヤーアクションというのか、空中回転の大技アイアン・ロータス。何だかファンタジー的なラストシーン。
同じ非現実的ペアでも「スキー・・」とはテイストが違い、実写だし生身の奮闘、波乱もあるラフな青春もの、という感だけれど、やはりバカバカしくも真剣な2人のペアぶり、がちょっと和みで見ものの作品だった。(http://www.amazon.co.jp/%E4%BF%BA%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%83%95%E3%82%、http://oretachi.gyao.jp/)
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こちらは「スキー・・」とは違い、物理的には可能だけれど、一応男役ワイルドなウィル・フェレル+女役優雅な演技のジョン・へダーの、やや奇妙でダイナミックな異質ペア。ジョンは「バス男」での飄々とした印象が残っていて、ウィルは「奥さまは魔女」でニコールの相手役だったのだった。今回少しジャック・ブラックのような破天荒ぶり。
犬猿の仲だった2人の対照的キャラクターが、乱闘で追放され、競技に出るため歩み寄りながらのラフな友情、練習、それにウィル・アーネットとエイミー・ポーラー夫婦が演じる悪役兄妹ペアの陰謀、その妹役ジェンナ・フィッシャーとジョンの波乱気味の恋、等も絡んで、漫画的展開ではあるけれど、最後までテンポ的にはそうだれず見られた。
フィギュアは以前割と観戦が好きな方、最近余り詳しく見ていないけれど、やや前の時代、という感もしつつ実在の選手名もちらほら科白の中に出て、一時話題だったトーニャ・ハーディング関係者によるナンシー・ケリガン襲撃事件、等も持ち出され、ウィルに口説かれるシーンに少し登場のケリガンが、似ている、と思ったら、本人が出演していたのだった。
その他、ウィルの女性武勇伝の思い出で刺青の印と共に得意げに、オクサナ・バイウル、ミッシェル・クワン等の名を出していたのも、妙に可笑しかった。オクサナは多分オリンピックで、いつも練習で失敗するジャンプが本番だけ成功、と解説者が言っていて、全身で喜んでいた姿が印象的、それはちょっと検索したらリメハンメルのようで、ケリガン襲撃事件等もその頃だったのだった。
特典映像で、2人はジョンがローラースケート経験があった程度、特訓したようで、出演者達がワイヤーに吊るされながら、の撮影風景もあったけれど、やはりハイライトはラストの演技、悪役兄妹ペアのJ.F.ケネディとマリリン・モンロー役の曰くありげな演技もあったけれど、ウィルの忍者のような氷上への登場、男同士ならではのスケート靴が火花を散らしながらの荒技、策略でのケガにもめげず、フィギュア版ワイヤーアクションというのか、空中回転の大技アイアン・ロータス。何だかファンタジー的なラストシーン。
同じ非現実的ペアでも「スキー・・」とはテイストが違い、実写だし生身の奮闘、波乱もあるラフな青春もの、という感だけれど、やはりバカバカしくも真剣な2人のペアぶり、がちょっと和みで見ものの作品だった。(http://www.amazon.co.jp/%E4%BF%BA%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%83%95%E3%82%、http://oretachi.gyao.jp/)


2008/9/5 22:37
投稿者:Autumn
2008/9/5 11:56
投稿者:J美
2008/8/28 22:19
投稿者:Autumn
nonさん、コメントとTBを有難うございます。
ウィル・フェレルとジョン・へダーという、個性的ペアでのフィギュアスケート、というミスマッチな意外さが、何とも言えず、濃い目の可笑しさで、ユニークなスポーツものでした。
ウィル・フェレルとジョン・へダーという、個性的ペアでのフィギュアスケート、というミスマッチな意外さが、何とも言えず、濃い目の可笑しさで、ユニークなスポーツものでした。
2008/8/28 16:56
投稿者:non
こんにちは♪ TB、コメントありがとうございました☆
楽しい作品でした。
フィギュアスケートファンとしては有り得ないことだらけでしたけど、
ウィル・フェレルとジョン・ヘダーの笑える演技で
何も考えず楽しませてもらえました。
http://puwapuwa0507.blog71.fc2.com/
楽しい作品でした。
フィギュアスケートファンとしては有り得ないことだらけでしたけど、
ウィル・フェレルとジョン・ヘダーの笑える演技で
何も考えず楽しませてもらえました。
http://puwapuwa0507.blog71.fc2.com/
ラストの演技で盛り上がり、さり気なくストーカーもジョン風コスチュームで登場だったですね、ファンキーな演出でした。。