2008/12/4

風のガーデン(’08)〜第8話クロッカス  日本

先週の第8話録画で。冒頭、岳(神木君)に再会、球根掘りを教わる白鳥(中井貴一)、この2人の接触は今の所、実の父子というより、何処か寓話的な感じ。友人医師水木(布施博)から携帯が入り、神様からなのか、最近では天国でも携帯を使うのか、と訝しがる岳。

用事は、富良野の街で緊急患者、手が足りず白鳥に応援を頼む、という内容、白鳥の病状を知るプロの医師からの要請、ではあるけれど、やはりどうも、同レベルだった患者二神が先だって病死した状況で、まだ医療活動が差し障りなく出来るものなのか、気になったりも。

帰途運転中睡魔に襲われ、やややけくそ気味に、ラジオからの「ガッツだぜ!!」「リンダリンダ」を歌う中井貴一、というのもキャラクター的にはちょっと珍しかったシーン。

エリカ(石田えり)の呼びかけで、富良野の同窓生らが開いた白鳥の歓迎会は、寺での生前葬、で、皆末期の病気を知った上なら一応趣旨的には判り易いけれど、まだ誰も知らないはずで、考えられるのは、長年富良野を離れる事になった、過去の家庭の因縁に対する、親しい者達のやや皮肉を込めた形、だったのかとも。

”仏”にならされた白鳥、弔辞として各自が白鳥の少年期の女好きぶりエピソードを暴露、うろたえながらも、心置きなくあの世に行ける、と人情味に涙する姿。生前葬、実際にも劇中でも見た覚えはなかったけれど、何だか切な可笑しいイベントだった。

終盤、街の噂を聞いてルイ(黒木メイサ)に聞きただし、息子の帰郷を知る父(緒形拳)、やはり、勘当を言い渡した事に、毅然とした筋道はあっても、年月を経て、許さないでいる自分自身が辛くなって、という常道的な流れ。

和解しに、夜キャンピングカーを訪ね、点滴しながら眠る白鳥の姿、薬やレントゲン写真等で、病気を知った時の、仄かにさす外光、懐中電灯の光を受けた緒形さんの、無言の驚きと戸惑いが滲むような演技が印象的だった。

今回のモチーフの花は白の花弁に中央が紅色のフロッカス、花言葉は「妖精たちの新盆の迎え火」、その他ブルモナリア・ラズベリースプラッシュという赤い花弁の小振りの花が「小学生の淡い初恋」等。花言葉は、祖母が亡くなった寂しさから、祖父が作るようになった、等と岳が白鳥に説明していた。

北海道と言えば、先日「「いちご白書」をもういちど」をざっと読み返していて、拝啓 萩原健一様、という文中、書いた人が、評判はどうであれ「アフリカの光」が一番いい、旨書いていて、これは劇場でだったかビデオだったか見て、内容は思い出せないけれど、とにかく北の漁港、男のロマン、眩い光、的な断片が残っている作品だった、と思い出したのだった。昨夜「SONGS 稲垣潤一」録画。(http://wwwz.fujitv.co.jp/garden/index.html風のガーデン(’08)〜第1話スノードロップ風のガーデン(’08)〜第2話エゾエンゴサク風のガーデン(’08)〜第4話ゲルニウム風のガーデン(’08)〜第5話カンパニュラ風のガーデン(’08)〜第6話デルフィニウム風のガーデン 感動の後半突入SP風のガーデン〜第7話サボナリア

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