2009/1/10

コーラスライン(’85)  アメリカ

「ブロードウェイ・・」の予習に、と思って見たリチャード・アッテンボロー監督作品。やはり順序としてこの作品の方から。’75年4月にスタートしたマイケル・ベネット原案・振付・演出の同名ミュージカル舞台劇の映画化。時間が押してきて、半分位見て、昨日「ブロードウェイ・・」モーニングショーに、後で残りを、と挟む形になったけれど、やはり一部でも見ておいたので、キャラクター、披露した歌、踊り、科白等が重なって浮かんだダンサーも何人かいた。

ブロードウェイのやり手ディレクターザック(マイケル・ダグラス)が、新しいショーのために、男女4人ずつのコーラスを選考。ダグラスは見かけたのは「アメリカン・プレジデント」以来だったろうか。ステージに残った16人、そこに現れたザックのかつての恋人で名ダンサーだったキャシー(アリソン・リード)も加わって、の最終選考の模様。

「ブロードウェイ・・」でも経緯の紹介あったけれど、以前実際各ダンサーに自分について語らせる、という形のオーディションがあり、それがユニークで受け、この舞台の元になった、とのことで、個々の背景、女性ダンサーの数人は映画「赤い靴」がダンスへのきっかけ、一人は百何回も見たり、恵まれて幸福とも言えない環境の中、バレエだけは美しい世界だった、とか、

ダンサーを目指しウエイターをしながら妻子を養う苦労、ゲイだというカミングアウト、「ブロードウェイ・・」で日本人俳優高良結香が勝ち取った役コニー(ジャン・ガン・ボイド)の背の低さコンプレックス等、色んな側面がバラエティ豊か。

ダンス+歌ナンバーで印象的だったのは、黒人リチーが中心の、思春期の性体験の心情を歌った「サプライズ」。リチー役のグレッグ・バージのキレある動き、豊かな声量で伸びあるボーカルがインパクトだった。それとセクシーなビビ(ミシェル・ジョンストン)の、ダンスは上手くても容姿が難点で苦汁をなめ続け、整形して人生が変わった、とバストとヒップを強調するコミカルなパフォーマンス等。

物語的には、そういう個々の個性のアピールパフォーマンス劇に、ザックとキャシーの昔もつれた感情のアヤ、が絡んだ群像劇、という感。元恋人が選考者、という事や、キャリア的には、場違い的なオーディション舞台で、ザックに止められても、捨てられないダンスへの情熱での押しのアピールで、選考の中に、というくだり。

過去の仲が良かった2人の回想シーンも折にあったけれど、やはりそこには、ダンサーとしての純粋な激しい情熱と共に、別れてNYへ旅立ち女優を目指したものの、多忙で自分をかまえない彼に認められたい、という思いもあっての事だった、と漏らした過去からして、微妙な女心も垣間見え、ダンスと歌が中心のオーディション劇+やや大人のラブストーリー風味、という気もした。

舞台は未見、この作品も未見ではあったと思うけれど、ラストのステージシーン、タキシード+帽子スタイルでの軽快な群舞の「ONE」は、メロディーもダンサーの衣装も何処かしらで馴染みあったナンバーだった。

昨日「ブロードウェイ・・」を見たル・シネマロビーに、夏に上映作品として「サガン 悲しみよこんにちは」のポスターがあり、少し驚き。サガンは5年程前他界したかつて愛読作家で、映画化作品も「悲しみよこんにちは」('58)「さよならをもう一度」('61)等初め目に付く限りは見たのだった。

今回は邦題にはなっているけれど「悲しみよ・・」リメイク、ではなくサガン自身の伝記のようで、検索でも余りまだ情報が出てこないけれど、シルヴィー・テステューがサガンを演じるようで、どういう切り口なのか、ちょっと楽しみな作品の発見だった。昨夜「BS選 魅惑のポップススパイダース秘話、名曲探索ラ・カンパネラ」録画、「ラストラブ」保存録画。(http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%「ブロードウェイ♪ブロードウェイ」http://www.bunkamura.co.jp/cinema/news/index.html

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