2007/4/19

蟲師(’06) AOLブログトークスレッド  日本

「蟲師」

 スレッドマスター:- BLOG
アクセス数:1719
投稿日時 2007/4/19 9:53:07
更新日時 2007/4/19 10:34:12

「蟲師」(←関連サイトです)は、昨年もずっと出演作を劇場鑑賞してきた蒼井優出演作、とのことで、気になる作品の1つで、都合も合ったので昨日見てきました。

原作は漆原友紀の人気コミック、一昨年秋からTVアニメとして放映され、今回大友克洋監督による最新VFXも駆使しての実写映画化。日本の原風景の中、怪しい生き物”蟲”に取り付かれ病んだ人々を、救い癒しながら旅をする、蟲を知り操る”蟲師”の青年ギンコの物語。

ギンコ役は、原作者漆原氏も熱望したというオダギリジョー、彼が幼少時出会った女蟲師ぬいに江角マキコ、蟲を封じる力を持つ娘淡幽に蒼井優、虹を追いギンコと旅を共にする男虹郎に大森南朋らの顔ぶれ。評価は結構分かれている作品のようですが、

ご覧になった方の率直な感想、批評、コメントある方等自由にどうぞ!(投稿でもメールでも結構です)




2 神秘的幻想空間+やや半端

投稿者:Autumn 投稿日時 2007/4/19 10:27:25
更新日時 2007/4/19 11:36:21

100年前の日本が舞台の民話的な空間、下記のように、ややその独自のファンタジー世界に入っていきずらかったですが、

主演オダギリジョーはずっと現代青年役を見てきましたが、今回、片目、白髪の神秘の力を持つ人間離れした物腰の”蟲師”役、自分の持つ雰囲気を自然に役に生かす、ある意味器用な人と改めて。

江角マキコはこの謎の孤独な女蟲師役、彼女でなければいけなかったか、という所は微妙で、もう少し物腰に深みがあり科白廻しが柔軟な人の方が、とも思いましたが、スクリーンでの姿を見たのは、結構前の「幻の光」以来かと。

注目の蒼井優は中盤にやっと登場、神秘的な力を持ちながらも”蟲”に蝕まれ、CGによる文字で身体を覆われ苦痛に耐える姿、浮世離れした神秘的な娘役で、新境地、かもしれませんが、ふと見られた笑顔の方がやはり彼女らしい、と。とにかく彼女目当てで見に行った、という意味での評価は、普通位でしょうか。

大友作品は少し前にTV深夜放映のアニメ「STEAM BOY」を見たのみでしたが、「フラガール」でもチェックしていたように、神秘的テーマと相まって、今回実写での幻想的映像はどんなものかとは思っていましたが、

メインの滋賀県琵琶湖周辺や、富士の樹海等がロケ地だったそうで、全編の、日本の原風景らしい緑の山間部の自然の雄大さ、瑞々しさ、風に揺れる深い森、淀む湖等、VFX映像を別にしても、極端に言えばストーリーを別にしても、やや疲労気味で見ましたが世知辛い浮世を一時離れた癒し空間、という味わいはあったかと。

ただ内容的に、続編も意識の上なのかもしれませんが、終盤の流れが尻切れトンボというか中途半端な感で後味が今一つ、で、どうせなら一作品として完結させたものを望みたかった、という所でしょうか。



1 目に見えない視線

投稿者:Autumn 投稿日時 2007/4/19 10:18:32
更新日時 2007/4/19 11:34:16

原作未読、アニメ未見で、冒頭から”蟲”VS人間の、その世界観、自然との共存というテーマにやや入っていきにくく、今一つ鑑賞後もスッキリしないものがありましたが、

解説のあるサイトを覗いてみると、”蟲”は、物質的な生物でなく「生命の原生体」で、人がその領域に入ってくることで、障害を起こす、とのことで、明記はしていませんでしたが、自然界の象徴、のようなものという感も。

蟲師ギンコが、誰かと戦ったり傷つけたりせずして、蟲と人間との共存出来る世界を模索することで、自然界に平穏をもたらす、という姿勢が、殺伐とした現代を生きる人々に、この原作が受け入れられている秘密かもしれない、とのことで、

作品では一応黒くうごめく”虫”形態、での描写でしたが、とにかく存在そのものが、特定の人間にしか感じられない、現実とも幻ともつかない曖昧なものとのことで、物語自体民話風のファンタジー、ではありますが、この忙しない物質社会で、そういう具体的に目に見えない力や想い等、というものは、価値がわかりにくく、そういうものは感じない方が楽で得かもしれませんが、

目に見えないもの、と一言でいうのも抽象的ですが、自然への敬意、という判り易い事以外でも、(具体的に書くと長々なりそうですが)経験上、目に見えるものだけが世の中の全てではない、とは近年特に思いますし、

現実的に事を進める重要さと共に、どこかでそういう、日常生活の中にも、目には見えずとも息づいている存在、視線、絆、等の不文律を信じる、信じたい、部分もありますし、人として侮るべきでないもの、という、結果オーライ的に麻痺しがちな日常への戒め的な感触は、言葉になっていない人の痛みを感じられる、という事にも繋がるかもしれませんが、うまく言えませんが、作品自体の感想・評価とは別に、受けた事でした。
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