2006/2/11

博士の愛した数式(’05) AOLブログトークスレッド  日本

「博士の愛した数式」

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アクセス数:6085
投稿日時 2006/2/11 23:31:08
更新日時 2008/8/11 15:12:28

多少縁のある数学絡みの作品、とのことで興味ありつつ半ば後日DVD鑑賞かと思っていた「博士の愛した数式」(←関連サイトです)、雑誌に応募した中のテアトル池袋2月中の鑑賞券が届き、そこの日中の上映作品がこれのようで、いずれ見てこようかと。

故黒澤監督の助監督を経て、同監督遺稿脚本「雨あがる」でデビューの小泉監督作品で、不慮の事故で記憶が80分しか持たなくなった数学学者、彼が周囲とのコミュニケーションのため言葉の代わりに用いだしたのは数字・・・

ユニークな設定のハートウォーミングな作品のようですが、原作は芥川賞作家小川洋子作品、出演寺尾聰、深津絵里、吉岡秀隆、浅岡ルリ子等。

ご覧になった方の率直な感想・批評、コメントある方等宜しかったら自由にどうぞ!(投稿でもメールでも結構です)




5 原作本

投稿者:Autumn 投稿日時 2006/7/21 12:36:56
更新日時 2006/7/21 12:36:56

先日遅ればせながらこの原作を読み終えましたが、作品の印象の優しい雰囲気が全体に漂っていて、いわば障害者である博士が我が身を忘れルート少年のことを慮る描写に、陳腐な言い方ですが他人の存在を慈しむということは、人としてごく自然で当然のことであるというような前提が根底にあり、3人で過す食事や野球観戦等、おとぎ話のようないい関係だと改めて。博士の、自分の知識を振りかざすのでなく素人の2人に楽しく導入する姿も、好ましいものが。

作者小川洋子が執筆前取材に訪れた数学者の方が解説を書いていましたが、映画にもあった、数々の数学ワールドが改めて興味深く、そういう意味でも個性的作品。DVDも発売、レンタル開始になっているようですが、見た方、原作読んだ方等おられませんか?

http://www.amazon.co.jp/gp/product/410401303X/250-9039768-7408251?v=glance&n=465392(昨夜リンクがうまくいかなかったようなので再度)



4 >3

投稿者:Autumn 投稿日時 2006/3/15 0:14:02
更新日時 2006/3/15 0:14:02

保存用に録画して、改めて見ましたが、やはり、細かく降りしきる雨、朝もやの中サワサワ揺れる木の葉の緑、川のせせらぎ等の清々しい自然美。

晩年の黒澤作品「まあだだよ」の雰囲気のような、人間礼賛、というか「人って皆悲しいんですから、勘弁して、仲直りして・・」とか宿で間を取り持つ浪人寺尾聰の計らいでひと時和やかに賑やかに過ごす旅人たち。

剣の腕はあるのに、人に気を使う優しさゆえに損してきた彼(どこの世界でもありそうな)と、そんな夫を理解し見守る妻。

某長期海外一人旅旅行記で、道中、この原作者の山本周五郎の本を読んで”日本の湿気”を感じ涙した・・というようなくだりが思い出されます。私は近年邦画寄りながら、邦画至上派というわけではないですが、一日本人としてそういう情景に震える感性は重んじたい、と思う。

この作品は’01年日本アカデミー賞の8部門制覇だったそうで、この賞自体はシステム的に、メディア露出が多い作品が脚光を浴びる一種の”お祭り”だと思っており、自分が密かに傑作・珠玉作だと思う色んな作品も無視され続けているし、さほど純粋な内容評価の権威は感じていません。

でも先日の「ALWAYS・・」と同様10年前12部門制覇の「Shall We ダンス?」はアメリカにも渡って公開、評価され昨年リメイク版も公開され、それに対する好き嫌いもあるかと思いますが、多部門制覇して頂上に立った作品には、何かしらの普遍的に訴える力・魅力を持っている気はするし、(あくまで自分の鑑賞スタンスは、ですが)それを否定するよりは探して味わう方が、幅も広がるし見甲斐もあるとは思います。

ところで、ごくたまに作品感想メールは頂くんですが、スレッド投稿なくて寂しいですね(迷ってらしたら気軽にどうぞ!)。



3 「雨あがる」放映

投稿者:Autumn 投稿日時 2006/3/12 23:21:14
更新日時 2006/3/12 23:21:14

本作もそろそろ上映終盤のようですが(近隣新宿では今週金曜まで、ご覧になった方おられないでしょうか?)、明日(13日(月))PM8時〜テレビ東京で、小泉監督が故黒澤監督の遺稿を作品化したデビュー作「雨あがる」放映のようです。

江戸時代、剣の腕はあるのに人の好さのため出世できない浪人が主人公(本作と同じ寺尾聰)、共に旅する凛とした妻役が宮崎美子で、前にDVDで見ましたが地味ながらサラサラとした後味の作品でした。”黒澤の系譜”的にも、TV画面ではありますがチェック価値あるのでは。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HKPD/249-1660641-7781142



2 「春の居場所」

投稿者:Autumn 投稿日時 2006/2/19 23:27:39
更新日時 2006/2/19 23:27:39

テアトル池袋で、今週末まで「博士・・」の後レイトショー上映の「春の居場所」(←関連サイトです)は、昨年急逝して少し驚いた作家鷺沢萌さんのパソコンから見つかった遺稿が原作の作品、とのこと。

彼女の作品映画化は「大統領のクリスマスツリー」「F」があり前者は見ましたが、作品を読んで好きだったものもあり、「春の・・」も興味ありますが、私はおそらくDVD待ちかと。

ヒロインは、「ALWAYS・・」で田舎から上京の少女役熱演の掘北真希、高校時代に出逢ったカップルの別れと再会の物語のようです。メジャー作ではないですが、こちらも、ご覧になった方の感想・批評伺いたいです。



1 柔らかな温か味

投稿者:Autumn 投稿日時 2006/2/19 23:23:48
更新日時 2006/2/19 23:23:48

昨日見てきましたが、やはりいい人ばかりの優しい作品。寺尾聰は「雨あがる」「阿弥陀堂だより」に続いての小泉作品出演ですが、事故で障害を負いながらも他人を慮る数学学者役、前の2作品の役からつながるような優しい人柄というか。「阿弥陀・・」と同じ長野の清々しい自然の背景も好感が。

小泉監督は、「阿弥陀・・」での日本の四季の色彩に富んだ映像美等黒澤監督の系譜っぽさ+往年の黒澤作品よりは人へのソフトな視線が持ち味、でしょうか。

深津絵里はスクリーンでは「阿修羅のごとく」以来でしたが、彼女演じる若い家政婦役や√少年と博士との交流も、わざとらしくなく自然で良かった。今回連れて行った母の感想も”全体に温かみがあった”でした。

私は仕事で一応高校の文系数学までは扱ってますが、いわばかなりの数字オタクの博士が次々繰り出す数字ワールドは、完全数、友愛数など初めて聞くものもあり、なかなか興味深いものが。

ちょっと影のある義理の姉浅丘ルリ子と博士の訳ありそうな関係については、原作でも確かめてみたい気が(図書館で80人程の予約待ちでしたが)。
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