娘を誘ったけど、テスト前とやらで振られてしまいました。というわけでひとりのんびり自転車で京都国立博物館へ。
11時ごろ着いてみるとなんと90分待ちの掲示が!
金曜日に行ってきた家人の話で半ば覚悟はしていたとは言え、しばし迷うも会期中、平日に来られそうな日はほとんどないし、えいやっと入場。
文庫本持ってきてといて良かった(笑)
人の多さに少々閉口しましたが堪能させてもらいました。
七、八百年も前に描かれたものが今もこうして見ることができるというのはありがたいことですね。
ひとつの展示室に揃っている源氏物語絵巻と鳥獣戯画の行列があまりにもものすごかったので、この二つだけは間近で見られる列には並ばず、柵の後ろの二列目から前の人が移動するのを待ちながらのんびり見させてもらいました。前列の人の隙間から見るので前の人が動くのを待たないといけないんですが、それでも長蛇の行列に並ぶことを考えればゆっくり楽しめて結果として大幅な時間の節約になったと思います。
他にも国宝や重文に指定されている絵巻は多数あるので、目玉の展示ではありますがこれらの絵巻だけの為に常軌を逸した長時間並ぶというのは少々考えものかと。
これから見に行くという人もこの辺参考にしていただければと思います。
この展示より前の部屋はかなり込んでいて前列で見るために少し並びましたがまあ10分かそこらだったので許容範囲内でした。源氏物語絵巻と鳥獣戯画よりも奥にある信貴山縁起は意外と列が短かったので並んでじっくり見られました。鳥獣戯画の乙図もなぜかほとんど並ばずに見られたな。
なにはともあれ、ユーモラスなものからかなり残酷なものまでバラエティに富んだ展示で楽しめました。

0