和田義彦さんという画家の盗作疑惑が持ち上がっているそうで。
遅ればせながらTVでちょっと見かけたんですが、ありゃもう間違いないですね。所属する美術団体ももう断定しているみたいですし。
苦し紛れにオマージュとか言ってるらしいですが、盗作されたスギさんという方もそれほど高名というわけではないので、黙っていてはオマージュとして機能しません。
近頃、杉村太蔵衆議院議員のブログ掲載文に盗用があったという話題もありましたが、それなりに(タイゾー君はそれなりどころじゃないが)の知名度だとか社会的地位だとかある人間が、公刊されているものを自作のものとして発表すれば誰かが気が付かないほうがおかしいということがわからないんでしょうか?その辺がいちばん不思議です。
タイゾー君については、そのブログ自体ゴーストライターの手によるものだという噂まで浮上しているようですが、これらの件について格別厳しい追求らしきものもなされていない、というのはやっぱり彼はその程度の奴だ、というコンセンサスが成立しているのでしょうか?
名誉毀損になりかねなかったとは言え、いわゆる勇み足だったつい最近の「偽メール事件」の民主党の永田議員よりも、より悪質なのは明らかだと思うのですが。
オマージュ、というのはこういう↓のを言うはずですよね。

ちなみにモノは、
『Sweetheart of the Rodeo ロデオの恋人/The Byrds ザ・バーズ』
と
『Sweetheart of the Radio ラジオの恋人/Petty Booka ペティ・ブーカ』
です。私はそんなに好きじゃないんだけど、バーズのほうは歴史的名作として名高いレコードなので、ジャケットデザインをそのままパクっても、カルト系ヘナチョコ・ガールズ・デュオのペティ・ブーカを買うような物好きな人は大抵、「ああ、あれね」とニヤリとさせられるわけです。

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