娘の英語の成績がひどくて、家庭教師のようなことをやっているんですが、
問題集に下記のような感じの設問がありました。
・[]の中の単語を適切な形に変えて次の英文を完成させなさい。
The telephone ( ) by Bell. [invent]
簡単ですね。
「受動態」というやつの学習です。
で、(was invent)とか適当に書いておいて、辞書も開かずに「合ってる?」とか言うものだから、制止して「意味分かる?」と聞くと
「その電話はベルにかかってきました」
と来たもんで、本来なら怒るべきところを、思わず吹き出してしまいました。
「その電話のベルが鳴りました」とか言われるよりはまだましか?
どちらにしても、前途多難であります。
Al Cooper が在籍していた Blood Sweat & Tears に『Child is father to the man』というアルバムがありますが、邦題は「子供は人類の父である」らしいですね。
「子供は大人の父」というほうが適切でしょうが、日本語でも諺になっている「三つ子の魂」「雀百まで踊り忘れず」とおなじニュアンスの成句から来ているものです。こっちも名作の呼び声高い Brian Wilsonの(もしくはThe Beach Boysの未完に終わった)『Smile』にも同じようなタイトルの曲がありました。
私もずいぶん昔ですが、この三つ子というのが、三才の子じゃなくて三人同じに生まれてくるほうの「みつご」だと思っていて、三つ子の魂がいったい何だって言うんだろう?と諺の意味がわからなかったことがあるんですけどね。

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