時間っていうのはすごい力を持っているもので、
たとえば腹が立ったりした事も、
時間が経てば怒りの感情はあらかたふるい落とされて、
冷静な答えが見えてくる。
時間が経てば、怒りを外に向けてたものが自分に返ってくる。
怒りの感情が入っている時は、
自分を正当化してばかりの気持ちになってしまうが、
ふとした折に思い返すと、
自分の傲慢さが見えて、深く恥じ入る。恥じ入る…。
なんて自分は思い上がっていたんだろうと。
実は美輪明宏さんの本を読んでいて、ボロボロと出てきた気持ちでもありますが。
自分を固めていたものに冷や水をぶっかけられて、
それが自分の傲慢さだと分かった時の気持ち…。
あぁ、まったく…。
傲慢さというのは、いろいろな形になって表れるものですね。
時には思いがけない形となって。本当に。
まぁでもそれは自分だけじゃないと思って、
お互い様、みんなそうなんだなと思って、
そうやって学びながら生きていく。
1年ぐらい前も、2年ぐらい前も同じ事を思ったような…。
でも、その積み重ねで、それでいいんでしょうね。

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