京都の秋・・・やはり行かねばならないところがあるんです・・・
「なにも足さない。なにも引かない。」・・・私の癒し空間・・・
ずっと憧れていました。
名前をそっとつぶやくだけで、心ときめく・・・
「サントリー山崎蒸溜所」
キラッ☆
日本が誇るウイスキーのふるさと・・・
ご存知、のんべえShannon(またの名を「アルコール研究室室長」)、
この日のために生を受け、この日のために生きてきた・・・(爆)
山々が連なる日本屈指の名水の地、山崎。
京都駅から、電車で15分・・・
ホームに降り立った瞬間、感激のあまりウルウルShannon。(;_;)
うっ・・・神のお告げが・・・
ウイスキーが私を呼んでいる…(爆)
まさに参詣と言うべきか・・・
SUNTORY YAMAZAKI DISTILLERY(サントリー山崎蒸溜所)
〒618-0001 大阪府三島郡島本町山崎5-2-1
電話:075-962-1423(9:30〜17:00)
山崎駅から静かな道を西へ・・・ここが憧れの山崎蒸溜所入り口。
周りの緑がとってもきれい。さすが名水の地。
向こうに見える白い建物が「ウイスキー館」。
このドキドキは、まるで恋人に会う時のよう…♥(#^_^#)
「ウイスキー館」入り口で優しく迎えてくれたステキな筆文字「山崎」。
日本を代表するシングルモルトウイスキー「山崎」でおなじみの文字ですね。
とってもおしゃれな「ウイスキー館」入り口。
YAMAZAKI DISTILLERY SINCE 1923・・・
そうなんです。サントリーの創業者・鳥井信治郎が、「日本の風土に合った、日本人に愛されるウイスキーをつくろう」と山崎蒸溜所建設に着手したのは1923年。今から85年前のこと。
「ウイスキー館」の中に入ると、
さまざまな歴史を感じさせるパネルや映像が…。
これは、数ある展示物の中から、私が「おっ!」と思って撮影したもの。
(館内は撮影OK)
1929年「サントリーウイスキー白札」発売当時の印刷物です。
それまで「鳥井商店」の名で販売していた「赤玉ポートワイン」。
「赤玉」は太陽、英語ではSUN(サン)、そして、鳥井(トリイ)と続け、
第1号ウイスキーを「サントリーウイスキー白札」と命名!\(^0^)/
なんだかドキドキしちゃうお話ですね。(^-^)v
写真左隅に見える言葉・・・「なにも足さない。なにも引かない。」・・・
う〜ん・・・
またまた思わず立ち止まってしまった私。
短い言葉だけれど、見事に「サントリーウイスキー」を表現しています。
すっばらしい光の演出でしょ?!(^-^)v
「ウイスキー館」1階にある「ウイスキーライブラリー」の一角。
壁面いっぱいに、多彩な原酒やウイスキー約7000本がズラリ!
夢の世界を浮遊してるようなうっとり気分〜♪
う〜ん、ここで暮らしたい!(爆)
そうそう、この記事のトップに選んだ写真はこのライブラリーの一部。
私の自慢の1枚です!
Y Y Y Y Y Y Y Y Y Y
さてさて、ガイドのおねえさんといっしょに、
いよいよ本命の蒸溜所に入ります。
「ウイスキー館」の向かい側に凛としてそびえ立っています。
この壁面のプレートがシブクって、かっちょいい!(≧∇≦)♪
ウイスキーの香りがしてきそう。。。♪ (ゴックン!)
ここは「仕込み・発酵室」。上の写真は仕込み槽。なんか円盤みたいね!
原料の二条大麦を発芽・乾燥させ麦芽にしたものを細かく砕き、
その後、温水(山崎の名水!)といっしょにこの仕込み槽へ。
ゆっくり濾過すると、きれいな麦汁に。。。
デンプンが糖分に変わるので(糖化)、ここではすっごく甘い香りがしていました。
そして、これが発酵槽。
仕込み槽でできた麦汁をここに移して、酵母で発酵。
発酵槽は、ステンレスのものもあるそうですが、写真は木桶槽。
保温性に優れているそうです。
とっても不思議な形の蒸溜釜!
POT STILL(ポットスチル)と呼ばれていて、3種類の形があります。
ここでは、初溜と再溜の2回行われ、
加熱方式も、炎を直接当てる直火蒸溜と蒸気による間接蒸溜があります。
この加熱方式の違いによって、発酵でつくられた香味成分が力強いものになったり、穏やかなものになったり…。
こうしてさまざまな風味のニューポット(蒸溜直後の若いモルトウイスキー)が生まれるんですね〜♪ ('▽'*)。。oO
さて、最後は見学コースの人気スポット・貯蔵庫!
見事な樽ですね〜! テレビや写真などで見ていた憧れの貯蔵庫!
蒸溜された原酒が、ここで眠っているんです。
静かで、暗くて、ひんやり・・・
ここでは、エアコンなどは一切使ってないそうで、
すべて山崎の地の自然の気温に任せてあるんです!
山崎の名水と空気。。。そして、ゆったり流れる時間・・・
85年前、創業者・信治郎がこの地を選んだ気持ちがわかるような気がしました。外国のものではなく、日本でしかつくれない日本のウイスキーをつくろう・・・。うっ…感動です!(;_;) ウルウルしゃのん
樽にも、オーク(ミズナラ)など、いろいろな種類があるそうですが、
樽の種類や年数によっても香味が異なってくるそうで、
本当にウイスキーって生き物なんだなぁって思いました。
貯蔵庫にあった原酒サンプル。樽の中の様子が見えるようにしてあります。
左が12年もの、右のが4年もの。
年月を経て、色も量もずいぶん変わってくるんですね! びっくり!
この後、ブレンダーと呼ばれる、経験ある少数のウイスキークリエイターが原酒のテイスティングやブレンドを行い、バラエティーに富んだウイスキーを創り上げるのです。
機械やロボットではなく、人と自然が創り上げるウイスキー。すばらしいですね!
最後はお楽しみの試飲です。(うれしっ!)(≧∇≦)♪
まずは、サントリーの自信作、日本を代表するシングルモルトウイスキー「山崎」(水割り)と天然水!
おいしい〜っ!!!(≧∇≦)♪
おつまみも出していただき、最高に幸せShannon〜!
そして、この後には、甲斐駒ケ岳の名水から生まれたシングルモルトウイスキー「白州」(水割り)もいただいちゃって、
もうごっきげんShannon〜!(≧∇≦)♪ルンルン
飲み比べましたが、「山崎」のほうがマイルドで、ふんわり甘い感じ。
「白州」はシャープな切れ味・・・かな?
私、ウイスキーにチョコレートっていうおつまみ、考えたことなかったんですが、ここでのおつまみにチョコもあったんです。
ガイドさんのお話では、チョコはマイルドな「山崎」に合うのだそうです。
試してみましたが、なるほど、けっこうイケマスね!(^-^)v
中庭にある、創始者・鳥井信治郎(左)と、次男で2代目マスターブレンダー佐治 敬三の像。やっぱり手にはウイスキーグラスを持ってますね☆
この後、また「ウイスキー館」に戻り、
1階の「ファクトリーショップ」でお土産をあれこれ見て回った後、
最初に見た「ウイスキーライブラリー」にあるテイスティングコーナーへ〜☆
ここは、ハーフショットで有料になりますが、たくさんの原酒のテイスティングができます。私が選んだのは、無色透明のニューポット(左・100円)と、琥珀色のシェリー樽原酒「山崎」12年(右・300円)。
そして、後ろにあるのは、冷たい天然水。
左のニューポットは、樽で寝かせる前の、蒸溜したばかりの若いウイスキー。これを味わうと、樽で寝かせることの重要性がわかります!ホント!
フルーティーではあるけれど、やっぱり重みがなく青臭い。(^o^;)
右の「山崎」12年の原酒は、深みがあって、さすがにおいしいですぅ〜♪
樽熟成・・・大切なんですね〜☆
あ、そうそう、ここは、先ほどのお楽しみ試飲(無料)とは違って、水割りとかはつくってもらえませんし、氷もいただけません。
あくまでも原酒のテイスティングなので、冷たいお水と交互にゆっくり少しずつ味わいます。こういう機会は他では得られないでしょうね。ウイスキーブレンダーになった気分です♪
ウイスキーライブラリーのウイスキーたちを眺めながら、至福のひととき♪ ぽよよ〜ん♪♥(#^_^#) ふんわりしゃのん〜♪
「ファクトリーショップ」で買ってきたShannon's Collection〜☆
愛すべきかわいいミニボトルたち・・・
すべてアルコール43%、50ml入り。
左から、「山崎」12年、「白州」12年、「響(ひびき)」17年、「ROYAL(ローヤル)」12年。
ウイスキーを育んだ樽材から作られた樽型箸おき、コースター、シャープペンシル。山崎のアクセサリーがついたストラップ(皮製)。
み〜んなお気に入り!
とってもおいしいウイスキーケーキ♪ アルコール3.4%。
冷やして召し上がってね♪
そして、グラスは、見学記念にいただいてきたもの。
オン・ザ・ロックで〜☆ 大き目の氷がきれいでしょ?
Y Y Y Y Y Y Y Y Y Y
山々と緑に囲まれたサントリー山崎蒸溜所・・・
ホッとできる、本当にステキな空間でした。
またいつか行けたらいいなぁ〜☆。・。・。・
のんべえShannonの「のんべえレポ」でした〜(爆)
。.:*:・'゜☆。キラッ

しゃのん

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