パンダは要らない。
愛くるしい珍獣として人気のパンダであるが、パンダを扱う国家はどろどろとしている。
パンダを借り受ける際に、貸借料を支払う。上野動物園の場合、1頭辺り年間1億円を支払っていると聞いた。一日辺りおよそ30万円の借り受け料である。いい商売だ。
パンダなど必要はない。
パンダは本来、チベットに棲む動物である。中国がチベットを侵略し、チベットに棲むパンダを外交に利用している。パンダはオリンピックと同様に、外交の道具になっている。
民族浄化、ジェノサイドが今も行われている国、中国。当局の扇動による暴動の首謀者として刑に処せられた人々。4名の無期懲役者たちが解放されるまでは、中国に自由も法もない。
チベットに棲む世界の珍獣であるパンダを借り受けるのは、間違っている。
平和に暮らす静かな村Tに隣の豊かな村Cが領土拡大のために圧倒的な武力で侵攻した。次の日からその村Tはその土地も、土地に眠る地下資源も、土地に棲む動物も、武力侵攻を果たした村Cのものとなった。以来、かつての村Tの人々の生活は奴隷のそれに等しいものとなった。働こうにも働くことはできず、村Cから入植した人々が富を独占したからである。女性は体を売るか、異民族の夫を主とする結婚をしなければ生活ができなくなった。逆らえば『法』により裁かれる。
民主主義国家において、『法』は権力者の横暴を抑える武器となる。しかし、独裁国家における『法』は、独裁者による邪知暴虐の施策を正当化する隠れ蓑となる。このことは、先の『暴動』の首謀者とされた人々がわずか1月余りの後に無期懲役などに処せられたことでも明らかである。
パンダを借り受けることは、いわば、盗人から略奪品を借りるようなものだ。
愛くるしい珍獣、パンダは所詮、熊である。さもありがたいものであるかのように頭を下げて借り受けるものではない。
パンダなど、要らない。少なくとも略奪者の手から借り受けるのは、義に反する。ひとりの日本人としてそう思う。
Once Koizumi and Takenaka kissed Bush's ass. Then Fukuda's going to kiss Fuchintao's shoes. As one of Japanese that are angry about that China exproit and oppress the people in Tivet, I never want him to do such a thing.

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