韓国で行われた聖火リレーをyoutube映像で見たが、本当にひどいものだった。しかし、韓国の警察は、すばらしい対応をしている。当然のことだ。警察は治安を守るためにある。暴力を許すわけにはいかない。
以下、朝鮮日報からの引用>>>
聖火リレー:暴力事件で中国人留学生の逮捕状請求
先月27日にソウル市内で行われた北京五輪の聖火リレーで市民に暴力をふるったとして、ソウル松坡署は1日までに、釜山市のS大学に通う中国人留学生(20)の逮捕状を請求した。容疑者の留学生は、リレー当日の午後2時ごろ、オリンピック公園前で別の中国人とともに韓国人の男性(43)に暴行を加えた疑い。
調べによると、容疑者はオリンピック公園で聖火リレー行事に参加した後、反対デモを行っていた市民団体のメンバーに石やびんを投げた上、男性を殴るなどしたという。
逮捕状発行の是非を判断する審査は2日午前10時半からソウル東部地裁で開かれる。警察は容疑者とともに男性を暴行した別の中国人も釜山地区の大学に通う留学生だった可能性が高いとみて捜査を続けている。 チョン・ハングク記者 >>>引用は以上
http://www.chosunonline.com/article/20080502000012
他国に居て、自国の利益のために暴徒となる集団。傍若無人に大きな石を投げ、鉄器を投げつける中国人留学生達。
同じく朝鮮日報によると、中国外務省報道官は韓国、米CNN、英BBCの記者が相次いで「中国政府は韓国国民に謝罪する考えはないのか」と質問したのに対し、「現場にいた中国人は善良な中国人であり、本意は正しかった」と最後まで謝罪を拒否したという。
http://www.chosunonline.com/article/20080501000023
仮に本意がどうであれ、暴力行為は否定されなければならない。それが民主主義のルールである。そうでなければ法は要らない。法は裸の民主主義を縛るためにも存在するのだ。でなければ人々は一瞬にして暴徒となる。
朝鮮日報は、その社説において、痛烈に中国を批判している。
『 中国と中国人が韓国と韓国人にこんなふうに対応するようになった原因について、われわれは省みるべきだ。そして、韓国とその国民はこんな水準の中国と共存する以外にない21世紀の国家戦略を深く考えなければならない。 』
http://www.chosunonline.com/article/20080501000023
世界の人口の20%近くを占める中国。彼らに民主主義を教えなければ、世界に平和はない。まして中国は私達の隣国なのである。
韓国と日本は連携してアジア戦略を考えるべきだろう。
今日、香港で聖火リレーが行われる。
香港は、1国2制度の政治体制が採られ、一応、言論や集会の自由が保障されている。また、イギリスのよる植民地支配が99年に及んだ地区である。必然的に、中国政府による情報操作は中国本土と比べて緩やかのはずだ。そうした香港で、中国人自身の手による抗議活動がどのように行われるか、注目したいと思う。

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