アラモの砦
メイン号事件
パールハーバー
911
どれもこれもアメリカの正義の戦争を裏付ける事件とされている。
最初に理不尽な攻撃をしたのは相手だ。
それを徹底的にやっつけるのだ。
立ち上がれ。悪いのは相手だ。
これは正義の戦いだ。
という論理である。
散々相手をやり込め、追い込んでおいて、ちょっぴりと足を出して隙を見せる。相手がこれを踏みつけると、しめたものである。
痛いじゃないか!
と、後は相手を滅多打ちにする。
こんな幼稚な論理がまかり通るのはなぜか?
アメリカが軍事大国だからである。
だれもあいつには逆らえない。
アラモの砦を忘れるなを合言葉に、メキシコ領を併合して領土を拡大したアメリカ。
メイン号事件ではスペインを追い込んでフィリピンまで手に入れたアメリカ。
パールハーバーを忘れるな!を合言葉に、原水爆実験まで行ない、事実上軍隊を永続的に日本に駐留させ、施設使用料すら支払おうとしない。日本を事実上の植民地としているアメリカ。
そして911。
テロとの戦いは世界中に広がり、第3次世界大戦の様相である。
大学進学と家族を養うに足る給与の支給という餌をちらつかせ、17歳18歳という思慮の浅い低所得者層の若者達を次々と戦場に送り込むアメリカ。彼らもまたアメリカの犠牲者である。
アメリカ・・・
自由の国であり、広大な領土を持ち、豊かな農業と、発達した企業群・・・
アメリカの権力の象徴であるホワイトハウスは、いまや白く塗りたる墓そのものとしてある。
正義の旗を振りかざし、次から次に戦争を繰り返して来た国、それがアメリカなのである。
世界のならず者は、ほかならぬアメリカなのだ。
ならず者と同盟関係にある日本が、ずるずると集団的自衛権に踏み込むのは、大反対である。
ところで、安倍政権は、北朝鮮への経済制裁の後、朝鮮総連を家宅捜索し、追い込むだけ追い込む作戦に出たが、狙いは、北朝鮮によるテロ行為の触発にあったのだという
(眠り猫さん)。
安倍は退陣するが、この戦略は卑劣なアメリカの戦略を踏襲するものである。
本当にそうだったのか?私は言葉を失う。
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私たちの目の前で、おめおめと戦争国家への道を歩ませるわけにはいかない。
そういう思いは日増しに強くなります。

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