おはようございます。
昨夜、ムンクの「叫び」をお絵描きで模写していたら
どんどん不安になっていきました。
心がぐらぐらしますよ。
さて、今日は越後製菓「揚げ小餅」です。
使用しているもち米に「タイ産」と勇敢に表記しています。
この揚げ餅は米油で揚げているとのことで、
どのような仕上がり方をするのか、よい勉強になりそうです。
袋をあけると棒状の揚げ餅がでてきます。
明るいきつね色で綺麗です。
揚げる過程でもち米が膨らみ中身が殻をやぶって露出しています。
その部分は白く、きつね色との対比が綺麗です。
さっそく食べてみると
「現代のお煎餅」という噛み心地。
おそろしく柔らかいです。
以前に紹介した「ふんわり名人」に近いくらい歯ごたえがなく、
舌の力だけで潰せてしまいます。
これをお煎餅だと子供に食べさせていたら、
噛む力は決して備わらないでしょう。
味付けはシンプルな塩味で、油は確かに軽い感じです。
これだけ柔らかいので、
米油でなければ成立しないお煎餅なのでしょう。
普通のサラダ油を使ったらお煎餅ではなく油を食べている、
例えるなら揚げ玉を食べているのと同じになってしまいます。
このお煎餅は想像以上に柔らか過ぎて、
自分の感覚の範疇から外れてしまっており
そのため正当に評価出来ないです。
もし現代人の咀嚼力が低下して、
これほど柔らかいお煎餅が主流になった時は、
自分は引退を余儀なくされるなぁ、
ついていけないだろうなぁと思うお煎餅でした。

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