2011/9/11

それぞれの10年  

10年前の今日、日本でTVを見ていました。
青空の中、WTCビルに飛行機が突っ込む現実感のない映像を
何度も繰り返し見ました。
当時の私は、それまでの5年間のヌメアでの生活を後に、
日本での生活を新たにゼロから築こうとしていた時で、
一人実家の世話になっていました。
1ヶ月で仕事が見つからなければヌメアに戻る、という約束で。
ヌメアが嫌いなわけじゃないけど、でもこのままでもいられない
という閉塞感でいっぱいだったのですね。その頃は。
「見た?大変なことが起きたね」ってまだヌメアにいた夫と
国際電話で話したのを覚えています。
今も同じ人と元気で家族でいられるのは、当然なようでもあるけど
奇跡のようなことでもあります。

アメリカで 911 は日本の110。警察の番号です。
テロリストが精一杯の皮肉をこめて選んで周到な用意をした日。
行為自体はまったく関係のない人が犠牲になる、許せないこと
だけど、彼らの側の不満もまったくわからないではないところに、
世界の問題が凝縮されていると思います。

どちらの側にせよ
犠牲になった方々に心からの追悼を。

あの日父をうしなった子ども達、というルポを最近見ました。
あの日犠牲になったNYの消防士の子ども達の現在の話だった
のですが当時3歳だった、7歳だった、という子ども達が、
ちゃんと自分の言葉で意見できる年になっていて、それぞれの
10年を感じました。

うちにはまのんができ、またヌメアへ戻り、引越しを繰り返し、
家族が減ることも一度ならず経験し、とやはりいろいろあった
なぁ・・・それぞれの10年。

遠くにいる家族、友達、昔の友達、もう会うことはないかも
しれないけど忘れることはないひとたち、それぞれの10年を
思ってみます。みんな、どうしてるかな。
なにがあって、どんな気持ちだったのか
ほんとうにわかることなんかないかもしれないけど。

みんなに できる限りの幸運を祈ります。
もし もういないとしたら ご冥福を祈ります。
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