ラオス語の絵本をつくりながら  学校図書館

 今日もお茶菓子持参で、某高校の図書館にお邪魔してきた。
 図書館に入ると、ベルマークで絵本を買ってラオスに送るボランティアの作業中で、ハサミとラオス語のシールを渡されて、さっそく一緒に作業する。

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 この学校の組織図では、図書館は「教務部」の中の、視聴覚教室・図書館・(授業用以外の)コンピュータの管理、という3つの業務を担当する「メディア教育係」に属している。司書教諭は充て職で、今は生徒部生徒指導係に所属している。ただし、そのために図書館の運営がやりにくいということはないようで、むしろ教務部会でいろんな先生の意見を聞ける機会が保障されているので風通しは悪くないということであった。
 この高校は、3分の1が就職、3分の1が専門学校、3分の1が四大・短大進学という学校で、中にはほとんど本を手にしたことのない生徒もいるという。図書館には、とにかく図書館に関心を向けさせるために、ライトノベル・漫画・雑誌が大量に用意されている。教員集団としても図書館には、自習室としての利用、不登校生徒の待機場所、生徒のなごみスポットといった感じの位置づけがされているので、(学校図書館学の世界で強く主張されているような)「学校の中心としての学校図書館」「読書センターから学習・情報センターへ」という方向性とは反対を向いている。
 たしかに「学習・情報センター」うんぬんは、学校図書館法をはじめとした法令に根拠を持っている。だからといって、現場がそれを望んでいないことについて「法律で決まったことをやらないのはけしからん」という批判は、はたして教育論として妥当なのか。しかし残念ながら、そういった批判が多いのが事実なのである。この批判をする人たちは、ひとたび法改正によって学校図書館への手厚い記述が削除されてしまっても、同じことを言うことができるのだろうか。

 帰り際に、第2次ベビーブーム世代のときの急増急減対策のことについても聞いてみた。今の生徒数はピーク時の半分ほどなので、校舎には空き教室がたくさんあって、クラブの楽器倉庫となっていたり、分割授業や選択授業の教室に使ったりと、教室がたくさんある分には不都合はないのだそうで。
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